卓球男子の張本智和が12月５日、中国・成都で開催された「ITTF混合団体ワールドカップ2025」セカンドステージ第３戦でフランスのフェリックス・ルブランとの試合を０対３で落とし、チームも７対８でまさかの敗北を喫した。

　この試合では、張本に対して過剰な敵意すら感じられる異様な空気が漂っていた。相手のルブランがプレーするたびに現地ファンから「加油！（頑張れ！）」の声援が飛び交い、張本が失点するとスタンドから歓声が上がる。
  　一方で、張本がポイントを奪うと大きなブーイングが起こったり、突然静まり返るなど、会場は完全にアウェーの雰囲気に包まれた。

　試合後、フランス代表のシモン・ゴジは自身のXで「今日はトモカズが本当に気の毒だった。あの状況に置かれているのを見るのは辛かった」と張本を気にかけるコメントを残した。

　また、同５日の韓国戦前の選手紹介では、張本の番になった際に妹の張本美和の名前が読み上げられるという、まさかのアナウンスミスも発生するなど、ハプニングも続いた。

　なお、日本は同７日の決勝で中国と対戦し、１対８で敗れた。大会は銀メダルで幕を閉じた。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】日本女子卓球の絶対エース！ 可憐にして豪快な早田ひなの厳選ショットをお届け！

【画像】早田ひな、伊藤美誠、平野美宇、張本美和、木原美悠...女子卓球界が誇る“異次元の天才”たちを一挙にチェック！

【画像】キム・ヨナの最新姿＆夫婦の“密着ショット”！