8月11日、卓球のWTTチャンピオンズ横浜は男子シングルス決勝が行なわれ、パリ五輪代表の張本智和(世界ランク4位)が今年の世界卓球王者である王楚欽(同2位、中国)にゲームカウント4-2(11-9、11-5、11-8、9-11、11-13、11-4)で勝ち、3年ぶり2度目の優勝を果たした。妹である美和が祝福のコメントを寄せた。
地元開催の大一番で日本男子エースが強敵を撃破した。張本はこれまで2勝12敗、直近8連敗中だった王楚欽から3連続ゲームを奪取。サウスポーから放つ相手の強打をカウンターで返しながら、速いラリーにも対応して得点を積み重ねた。
第4、5ゲームは王楚欽が底力をみせて連取されるが、勝負の第6ゲームはメディカルタイムアウトを使いつつ、流れを引き寄せた張本が押し切った。
張本が戴冠を果たすと、妹の美和はすぐにインスタグラムを更新。「お兄ちゃん 本当におめでとう!!! ありがとう!」と優勝トロフィーの絵文字を添えて、兄の優勝をストーリーズで祝福した。
17歳の美和も今大会に出場し、2回戦でパリ五輪銅メダルの早田ひなと対戦した。フルゲームマッチとなり、2-2の最終ゲームで美和が4-2とリードしていた場面で小さくない物議が起きた。早田が左腕の治療を受けるためメディカルタイムアウトを主審に要請。その際に、大会ドクターではなく技術的な助言もできるコーチがマッサージをしていたことに美和は少なからず動揺。引き寄せたはずの流れが相手に傾き、美和は敗れた。
試合後、美和は号泣しながら同タイムアウトのルールを巡り疑問を呈した。試合を中継で観戦していた兄の智和は妹の心情に寄り添い、フォローするコメントを残していた。
ホームの大声援はもちろん、妹の無念の想いをパワーに変えたことが強敵撃破につながったかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】世界王者を撃破した瞬間!張本智和の絶叫が会場に響く
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地元開催の大一番で日本男子エースが強敵を撃破した。張本はこれまで2勝12敗、直近8連敗中だった王楚欽から3連続ゲームを奪取。サウスポーから放つ相手の強打をカウンターで返しながら、速いラリーにも対応して得点を積み重ねた。
第4、5ゲームは王楚欽が底力をみせて連取されるが、勝負の第6ゲームはメディカルタイムアウトを使いつつ、流れを引き寄せた張本が押し切った。
張本が戴冠を果たすと、妹の美和はすぐにインスタグラムを更新。「お兄ちゃん 本当におめでとう!!! ありがとう!」と優勝トロフィーの絵文字を添えて、兄の優勝をストーリーズで祝福した。
17歳の美和も今大会に出場し、2回戦でパリ五輪銅メダルの早田ひなと対戦した。フルゲームマッチとなり、2-2の最終ゲームで美和が4-2とリードしていた場面で小さくない物議が起きた。早田が左腕の治療を受けるためメディカルタイムアウトを主審に要請。その際に、大会ドクターではなく技術的な助言もできるコーチがマッサージをしていたことに美和は少なからず動揺。引き寄せたはずの流れが相手に傾き、美和は敗れた。
試合後、美和は号泣しながら同タイムアウトのルールを巡り疑問を呈した。試合を中継で観戦していた兄の智和は妹の心情に寄り添い、フォローするコメントを残していた。
ホームの大声援はもちろん、妹の無念の想いをパワーに変えたことが強敵撃破につながったかもしれない。
構成●THE DIGEST編集部
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