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マラソン・駅伝

「65分台は絶対にいける」中央大の指揮官が“花の2区”に起用の選手を宣言!「どこに出しても恥ずかしくないエースに育ってくれた」【箱根駅伝】

野口一郎(THE DIGEST編集部)

2025.12.11

箱根駅伝の2区に溜池を指名した藤原監督。実現すれば2年連続となる。(C)THE DIGEST

箱根駅伝の2区に溜池を指名した藤原監督。実現すれば2年連続となる。(C)THE DIGEST

 12月10日、「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」のトークバトルが行なわれた。

 このイベントは、箱根駅伝に出場する20校と関東学生連合チームのエントリーメンバー16名が発表された後に開催。前回大会の5位以内に入った大学の監督が、ライバルの手の内を読みあい、丁々発止のやり取りが展開され、毎回会場は大いに盛り上がる。

 今回も互いに作戦を隠しあうなか、堂々とした宣言をしたのが、中央大の藤原正和監督だ。スピードランナーを多く擁する同大は今大会、上位10名の10000メートルの平均タイムが27分55秒と、前代未聞の28分切りを達成。箱根駅伝のエース区間である2区に誰を起用するのかという話で盛り上がるなか、2025年1月の箱根駅伝で母校を5位に導いた44歳は、前回同様に溜池一太(4年)を「花の2区」に起用すると明言した。
 
 会場から拍手が起こるなか、藤原監督は「エースは2区で勝負させたいところと、2区というコースは1回目よりも2回目の方がコース攻略というか、ペース配分を掴めます。溜池は65分台は絶対にいけると思っているので、あとどれぐらい上積みでできるか。ちょっと頑張らせたいです」と期待を寄せた。

 その後の「自チームの強みは?」という質問でも前回の箱根駅伝1区で独走した吉居駿恭(4年)とともに溜池の名を挙げた藤原監督。「オールマイティです。本当に登りも強いですし、この冬、マラソンにも挑戦するように長い距離も非常に強い選手ですので、どこに出しても恥ずかしくないようなエースに育ってくれました」と賛辞を続けた。

 96年以来30年ぶりの箱根駅伝制覇へ――。最多14回の優勝を誇る古豪の指揮官はエースに最重要区間を託す。

取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)

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