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モータースポーツ

「かなり苦戦をしましたが...」角田裕毅が激動の1年を振り返る「人としてもドライバーとしても、さらに一段とレベルアップができた」【F1】

THE DIGEST編集部

2025.12.18

「日本プロスポーツ大賞」敢闘賞を受賞し、25年シーズンを振り返った角田。(C) Getty Images

「日本プロスポーツ大賞」敢闘賞を受賞し、25年シーズンを振り返った角田。(C) Getty Images

 2025年度のプロスポーツ界で最も活躍した選手や団体を表彰する「第55回日本プロスポーツ大賞授賞式典」が12月17日に都内で行なわれ、F1レッドブルの角田裕毅が敢闘賞を受賞した。

 2025年、レーシングブルズでの5年目のシーズンを送っていた角田だったが、第3戦日本GPからレッドブルへの昇格を果たした。その後はマシンへの適応に苦しみ、最終的にドライバーズランキング17位に沈んだものの、念願のトップチームで22戦を走り切った。

 式典当日、角田はイタリアでの作業があるため帰国が叶わず、父信彰さんが代理で出席。ただ、ビデオメッセージ上映があり、角田はそのなかで受賞への感謝を伝えながら、次のように激動の1年、そして今後への思いを語った。
 
「今年F1、5年目のシーズンとなり、チャンピオンシップチームでもあるオラクル・レッドブル・レーシングから参戦することができました。今までの目標でもありましたし、小さい頃からの夢でトップチームでF1に参戦するということを実現し、かなり苦戦をしましたが、全力を出せ、人としてもドライバーとしてもさらに一段とレベルアップができた気がします」

「これからもモータースポーツの繁栄に向け、さらに自分の目標と夢に向け、全力で頑張っていくのでぜひ応援よろしくお願いいたします。この度は本当にありがとうございます」

 角田は26年、テスト兼リザーブドライバーとしてF1レギュラーシート復帰を目指す。

取材・文●谷健生(THE DIGEST編集部)

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