フィギュアスケートの全日本選手権が12月19日、代々木第一体育館（東京）で行なわれた。2026年ミラノ・コルティナ五輪代表最終選考会を兼ねた今大会、男子ショートでは北京五輪銀メダルの鍵山優真が104.27点で首位に立った。

　序盤の４回転＋３回転のトウループ、４回転サルコウで４点を超える出来栄え点を記録した鍵山。トリプルアクセルでは着氷後にかかとが引っ掛かり、体勢を崩したものの、その後はレベル４難度のステップシークエンス、コンビネーションスピンなどを抜群の安定感と表現力で滑り切り、100点の大台を超えた。
  　圧巻のスケートにSNS上では、「スケートがうめぇ」「ジャンプの出来栄え点エグくてなに」「100点超えは余裕なのか鍵山優真!!??」「トリプルアクセルちょいミスって104点ってさすがや」「ほんと洗練されてるよなー」と驚きの声が上がった。

　フリーは20日午後４時45分から。今大会で優勝した選手は代表内定となる。

▼全日本フィギュア選手権　男子ショート結果（上位６位まで）
１位　鍵山優真　104.27点
２位　三浦佳生　95.65点
３位　中田璃士　89.91点
４位　友野一希　88.05点
５位　佐藤駿　87.99点    
６位　山本草太　82.21点

構成●THE DIGEST編集部

【画像】男子・鍵山優真は21番、女子・坂本花織は28番！全日本フィギュア選手権の開会式＆滑走順抽せんの様子を特集

【記事】熾烈極める女子ミラノ五輪代表争い　引退表明の三原舞依３番、千葉百音20番、中井亜美24番、坂本花織は28番【全日本フィギュア／女子ショート】

【画像】男子・鍵山優真は21番、女子・坂本花織は28番！全日本フィギュア選手権の開会式＆滑走順抽せんの様子を特集