フィギュアスケートの全日本選手権が12月20日、代々木第一体育館（東京）で行なわれた。前日のショートで首位だった鍵山優真が大会連覇を達成し、ミラノ・コルティナ五輪の日本代表に内定した。

　また、２位には佐藤駿、３位に三浦佳生とジュニア時代から切磋琢磨してきた３人が表彰台に並んだ。三浦は自身のXで「こんな漫画みたいな展開あるんだなぁ」とつぶやき、喜びを表した。
  　表彰式後の会見では互いの尊敬しているところなどについてコメントを求められた３人。鍵山が少し照れながら「駿は何にも臆さないところというか、基本的に冷静なタイプ。（三浦は）明るい感じなので、ちょうど良いバランスが３人で集まった時に取れているのかなって思います」と率直な印象を語るなど、和やかな雰囲気に包まれた。

　男子メダリスト会見はYouTubeやフジテレビの動画配信サービス『FOD』でも生配信された。幼馴染３人の温かい会見に、チャット欄では「照れてる？！」「ニヤニヤしちゃう」「なんだこれかわいい笑」「こちらが幸せになる」「めっちゃ楽しそうで何より」「なんだこの微笑ましい会見」「身もだえるわこんなんｗｗｗ」といった歓喜の声が寄せられた。

　全日本で表彰台に乗った佐藤、三浦も五輪出場が有力な状況だ。日本フィギュア界を代表する若武者３人はこの日、幼き頃の目標を大舞台で叶えた。

構成●THE DIGEST編集部

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