2025年12月20日のフィギュアスケート全日本選手権(東京・代々木第一体育館)での男子シングルで、大会連覇を成し遂げた鍵山優真(22歳)。男子フリーで183.68点、ショートとの合計287.95点でミラノ・コルティナ五輪代表に内定した彼は、前回の北京五輪と“違う立場”でその夢舞台に臨む。
果たして、鍵山は今回、どんなスタンスで五輪に挑むのか。
「前回大会は本当に何も考えず、パフォーマンスをするだけでした。羽生(結弦)くんや(宇野)昌磨くんが日本を引っ張っていくなか、自分は楽しくやっているだけで。結果をあまり気にせず、オリンピックをただ楽しんでいる状態で、それがパフォーマンスに良い形であらわれました。
そこから4年が経ち、お二方も引退されて、自分の立場も変わったというか、周りから期待される状態で、プレッシャーを跳ね除けてその期待に応えないといけない。昨シーズン、今シーズンは自分に負けてしまう試合が続いた。自分のやるべきスケートは昔から変わっていなくて、ただ高みを目指して頑張るだけなので、次の大会も初心を忘れず、チャレンジャーとして挑みたいです」
前回とは異なり、「追われる立場」として臨む五輪。プレッシャーに呑み込まれず、鍵山が自らのスケートを貫けるかが、金メダルへの最大の鍵となりそうだ。
▼全日本フィギュアスケート選手権 男子シングル結果(カッコ内はフリー得点、上位6人まで)
優勝 鍵山優真 287.95点(183.68)
2位 佐藤駿 276.75点(188.76)
3位 三浦佳生 261.18点(165.53)
4位 中田璃士 248.65点(158.74)
5位 山本草太 238.94点(156.73)
6位 友野一希 229.74点(141.69)
構成●THE DIGEST編集部
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果たして、鍵山は今回、どんなスタンスで五輪に挑むのか。
「前回大会は本当に何も考えず、パフォーマンスをするだけでした。羽生(結弦)くんや(宇野)昌磨くんが日本を引っ張っていくなか、自分は楽しくやっているだけで。結果をあまり気にせず、オリンピックをただ楽しんでいる状態で、それがパフォーマンスに良い形であらわれました。
そこから4年が経ち、お二方も引退されて、自分の立場も変わったというか、周りから期待される状態で、プレッシャーを跳ね除けてその期待に応えないといけない。昨シーズン、今シーズンは自分に負けてしまう試合が続いた。自分のやるべきスケートは昔から変わっていなくて、ただ高みを目指して頑張るだけなので、次の大会も初心を忘れず、チャレンジャーとして挑みたいです」
前回とは異なり、「追われる立場」として臨む五輪。プレッシャーに呑み込まれず、鍵山が自らのスケートを貫けるかが、金メダルへの最大の鍵となりそうだ。
▼全日本フィギュアスケート選手権 男子シングル結果(カッコ内はフリー得点、上位6人まで)
優勝 鍵山優真 287.95点(183.68)
2位 佐藤駿 276.75点(188.76)
3位 三浦佳生 261.18点(165.53)
4位 中田璃士 248.65点(158.74)
5位 山本草太 238.94点(156.73)
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