フィギュアスケートの全日本選手権(東京・代々木第一体育館)は12月21日にペアフリーが行なわれ、“ゆなすみ”こと長岡柚奈/森口澄士がフリー142.39点のシーズンベストを更新。合計215.30点の自己ベスト更新で2年ぶり2度目の優勝を飾った。三浦璃来/木原龍一組は三浦が左肩を負傷(脱臼)のためフリーを棄権した。
若いペアが躍動した。スロージャンプをミスなく着氷し、力強い高いリフトも披露した。曲調の後半盛り上がりでは会場の手拍子を受け、さらに勢いが増す。
フィニッシュポーズを決めると、長岡がハイタッチして大喜び。ほぼ完璧な演技に会場は総立ちのスタンディングオベーション。万雷の拍手で新鋭ペアを称えた。
ミラノ・コルティナ五輪のペアの日本代表枠は「2」。選考基準では、全日本優勝と2位の組、世界ランキングなどから総合的に判断される。2度の世界選手権優勝やグランプリファイナル金メダルなど圧倒的な実績を誇る“りくりゅう”は選出が確実視され、今大会の優勝で“ゆなすみ”の代表入りも濃厚となった。
▼全日本フィギュアスケート選手権 ペア結果(カッコ内はフリー得点)
優勝 長岡柚奈/森口澄士 215.30点(142.39)
2位 籠谷歩未/本田ルーカス剛史 133.47点(85.14)
棄権 三浦璃来/木原龍一 84.91(―)
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
若いペアが躍動した。スロージャンプをミスなく着氷し、力強い高いリフトも披露した。曲調の後半盛り上がりでは会場の手拍子を受け、さらに勢いが増す。
フィニッシュポーズを決めると、長岡がハイタッチして大喜び。ほぼ完璧な演技に会場は総立ちのスタンディングオベーション。万雷の拍手で新鋭ペアを称えた。
ミラノ・コルティナ五輪のペアの日本代表枠は「2」。選考基準では、全日本優勝と2位の組、世界ランキングなどから総合的に判断される。2度の世界選手権優勝やグランプリファイナル金メダルなど圧倒的な実績を誇る“りくりゅう”は選出が確実視され、今大会の優勝で“ゆなすみ”の代表入りも濃厚となった。
▼全日本フィギュアスケート選手権 ペア結果(カッコ内はフリー得点)
優勝 長岡柚奈/森口澄士 215.30点(142.39)
2位 籠谷歩未/本田ルーカス剛史 133.47点(85.14)
棄権 三浦璃来/木原龍一 84.91(―)
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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