現地12月27日に開催されたプロボクシングの「THE RING V:ナイト・オブ・ザ・サムライ」で、セミファイナルで世界3階級制覇王者の中谷潤人(M.T)がWBCスーパーバンタム級10位セバスチャン・エルナンデス(メキシコ)に、メインイベントでは世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)はWBC同級2位アラン・ピカソ(メキシコ)に、ともに3対0で判定勝ちを飾った。
井上と中谷は、来年5月に東京ドームで対戦する話が持ち上がっている。“前哨戦”を制した両者が激突した場合、どのような展開になるのか。
現役時代は帝拳ジムに所属してOPBF東洋太平洋王者に輝き、引退後は同ジムのトレーナーとして、西岡利晃ら4人の世界王者を育て、現在はボクシングジムGLOVESの会長を務める葛西裕一氏が、GLOVESの公式YouTubeチャンネル内で、展望した。
葛西氏はまず「THE RING V:ナイト・オブ・ザ・サムライ」での井上と中谷の出来に言及。井上は試合をコントロールしての圧勝、中谷は苦戦したものの相手をさばききったと分析。“井上vs.中谷”をこう占う。
「率直に言うと、中谷選手が今回打ち合いを見せた。もし試合をするとしたら、その逆をやらないといけないよね。打ち合ったから打ち合いで行くと見せかけて、それをしない。選択をしないと勝利は、ついてこないなって思う。今日の井上チャンピオンのコンビネーションとか、特に前半のパンチの質、ガードの上からでも、肘の上からでも相当なダメージがある。だから、触らせないボクシングをしないと耐えきれないのではと思います」
はたして日本人同士のビッグマッチは実現するのか。今後の動向に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】葛西裕一氏が“井上尚弥vs.中谷潤人”を占う!
井上と中谷は、来年5月に東京ドームで対戦する話が持ち上がっている。“前哨戦”を制した両者が激突した場合、どのような展開になるのか。
現役時代は帝拳ジムに所属してOPBF東洋太平洋王者に輝き、引退後は同ジムのトレーナーとして、西岡利晃ら4人の世界王者を育て、現在はボクシングジムGLOVESの会長を務める葛西裕一氏が、GLOVESの公式YouTubeチャンネル内で、展望した。
葛西氏はまず「THE RING V:ナイト・オブ・ザ・サムライ」での井上と中谷の出来に言及。井上は試合をコントロールしての圧勝、中谷は苦戦したものの相手をさばききったと分析。“井上vs.中谷”をこう占う。
「率直に言うと、中谷選手が今回打ち合いを見せた。もし試合をするとしたら、その逆をやらないといけないよね。打ち合ったから打ち合いで行くと見せかけて、それをしない。選択をしないと勝利は、ついてこないなって思う。今日の井上チャンピオンのコンビネーションとか、特に前半のパンチの質、ガードの上からでも、肘の上からでも相当なダメージがある。だから、触らせないボクシングをしないと耐えきれないのではと思います」
はたして日本人同士のビッグマッチは実現するのか。今後の動向に注目だ。
構成●THE DIGEST編集部
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