プロボクシングの世界3階級王者の中谷潤人は、現地12月27日にサウジアラビアのリヤドでWBCスーパーバンタム級10位セバスチャン・エルナンデス(メキシコ)と対戦した。
序盤は有効なジャブなどでリードした中谷だったが、中盤以降はエルナンデスの強い圧力に苦しむ。2023年9月に行なわれたアルヒ・コルテスとのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ以来、約2年3か月ぶりの判定となり118対110が1人、115対113が2人の3対0で判定勝利した。
判定に対して中谷寄りだったという声も上がるなか、WBA世界ライトフライ級王者で日本人最多の13戦連続防衛記録を誇る具志堅用高氏は、自身のYouTubeで試合について「凄かったな」と感想を漏らし、こう言及した。
「スーパーバンタムに階級を上げて最初の試合ですよ、強すぎた相手が。相手の試合を見ていましたから。(中谷が)そんな簡単には勝てないんじゃないかと思いつつ、最後まで戦い抜きましたね。いいんじゃない、それで、相手は弱くないもん」
エルナンデスとの体格差については「上体が大きく見えた。1階級上げるのは難しい面はあります。(3階級下の)フライからのスタートですからね」とコメントする。
中谷のコンディションは悪くなかったものの自慢の強打で相手を倒せなかった理由を「当たる瞬間の体重の差が出ていていた感じがしますね」と振り返った。
そして具志堅氏は、エルナンデスが将来的に世界王者になれると見立て、27歳の中谷の伸びしろや新階級で12回を戦った経験が今後の成長につながると見立てた。
キャリア最大ともいえる苦戦を強いられた中谷だが、強敵との接戦に具志堅氏は収穫が大きかったと見ているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】具志堅用高氏が中谷vs.エルナンデスを振り返る!
序盤は有効なジャブなどでリードした中谷だったが、中盤以降はエルナンデスの強い圧力に苦しむ。2023年9月に行なわれたアルヒ・コルテスとのWBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ以来、約2年3か月ぶりの判定となり118対110が1人、115対113が2人の3対0で判定勝利した。
判定に対して中谷寄りだったという声も上がるなか、WBA世界ライトフライ級王者で日本人最多の13戦連続防衛記録を誇る具志堅用高氏は、自身のYouTubeで試合について「凄かったな」と感想を漏らし、こう言及した。
「スーパーバンタムに階級を上げて最初の試合ですよ、強すぎた相手が。相手の試合を見ていましたから。(中谷が)そんな簡単には勝てないんじゃないかと思いつつ、最後まで戦い抜きましたね。いいんじゃない、それで、相手は弱くないもん」
エルナンデスとの体格差については「上体が大きく見えた。1階級上げるのは難しい面はあります。(3階級下の)フライからのスタートですからね」とコメントする。
中谷のコンディションは悪くなかったものの自慢の強打で相手を倒せなかった理由を「当たる瞬間の体重の差が出ていていた感じがしますね」と振り返った。
そして具志堅氏は、エルナンデスが将来的に世界王者になれると見立て、27歳の中谷の伸びしろや新階級で12回を戦った経験が今後の成長につながると見立てた。
キャリア最大ともいえる苦戦を強いられた中谷だが、強敵との接戦に具志堅氏は収穫が大きかったと見ているようだ。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】具志堅用高氏が中谷vs.エルナンデスを振り返る!




