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格闘技・プロレス

「イノウエ陣営、日本という国に最大限の敬意」 ピカソが心境明かす「勝利こそ掴めなかったが...」「世界チャンピオンになる!」

THE DIGEST編集部

2025.12.29

井上(右)と12ラウンドを戦ったピカソ(左)。(C)Getty Images

井上(右)と12ラウンドを戦ったピカソ(左)。(C)Getty Images

 敗者の表情は晴れやかだ。

 プロボクシングWBC世界スーパーバンタム級2位アラン・ピカソ(メキシコ)は現地12月27日、サウジアラビア・リヤドで行なわれた同級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)とのタイトルマッチで判定負け(0-3)を喫した。

 25歳のメキシカンはモンスターとの戦いから一夜明け、インスタグラムを更新。「神に感謝。無事にリングを降りられた」と書き始めると、「僕を支え、信じ、どんな時もそばにいてくれるメキシコの皆さんに心から感謝。その後押しをリングの内外でしっかりと感じた」と母国ファンへのメッセージを投稿している。
 
 また、興行を手がけたサウジアラビア娯楽庁長官やそのスタッフにも感謝すると、「勝利こそ掴めなかったが、学びや経験、そしてもっと成長したいというさらなる意欲を手にした。僕は世界チャンピオンになる!」と記述。投稿の最後は、「イノウエ陣営の皆さん、そして日本という国に最大限の敬意を表する」と締めていた。

 世界初挑戦を終え、確かな手応えを示しているピカソ。試合直後、米老舗誌『Ring Magazine』の公式YouTubeでは、「人生で最も過酷な試合だったが、敗北感はない」「良い感触で一歩も引かずに戦い、自分の方が強いと思える場面もあった」と振り返る様子が公開されており、今回でかなり大きな自信を得たようだ。

 井上戦の敗北を糧にさらなる高みへ。善戦したピカソの今後にも熱い視線が注がれそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】「コイツ追い出して」井上尚弥がカメラの前で“イライラ”を露わ
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