1年の総決算となるグランプリ、第70回有馬記念(GⅠ、中山・芝2500m)が12月28日に行なわれ、単勝3番人気のミュージアムマイル(牡3歳/栗東・高柳大輔厩舎)が後方から鋭い末脚を繰り出して差し切り勝ちを収めた。2着には先行した単勝オッズ111.5倍、12番人気のコスモキュランダ(牡4歳/美浦・加藤士津八厩舎)が粘り込み、3着には2番人気のダノンデサイル(牡4歳/栗東・安田翔伍厩舎)が差し込んだ。1番人気で連覇を狙ったレガレイラ(牝4歳/美浦・木村哲也厩舎)が4着にとどまり、4番人気のメイショウタバル(牡4歳/栗東・石橋守厩舎)が13着に沈んだため、3連単の払戻金は13万1710円の波乱となった。
戦前の注目は逃げ馬2頭、メイショウタバルとミステリーウェイ(せん7歳/栗東・小林真也厩舎)のハナ争い。しかしゲートが開くと、一番のスタートダッシュを決めたのはコスモキュランダだった。しかし同馬は鞍上がセーブしてミステリーウェイに先を譲り、3番手にメイショウタバルが付けるという予想外の展開になった。
逃げ・先行態勢をとった3頭からやや離れた4番手以後にはアドマイヤテラ(牡4歳/栗東・友道康夫厩舎)、タスティエーラ(牡5歳/美浦・堀宣行厩舎)らが続き、ダノンデサイルは中団後方の9番手。ミュージアムマイルは11番手付近を進み、レガレイラはさらに後方の14番手に控えた。
その後、第1コーナーを過ぎたあたりでメイショウタバルがミステリーウェイを交わして先頭を奪う。1000mの通過が59秒7という淀みのないペースでレースは進み、勝負どころの第3コーナー付近から後方にいたレガレイラやジャスティンパレス(牡6歳/栗東・杉山晴紀厩舎)らは徐々に位置を押し上げ、馬群はピッチを上げながら直線へ向いた。
最終コーナーで前の2頭に並びかけたコスモキュランダが一気に先頭へ躍り出てラストスパートに入ると、タスティエーラがそれを追う。外からダノンデサイルが伸びるが、さらにその外からミュージアムマイルとレガレイラが猛追。コスモキュランダも粘りに粘るが、脚勢に優るミュージアムマイルがそれを半馬身交わしたところがゴールだった。
戦前の注目は逃げ馬2頭、メイショウタバルとミステリーウェイ(せん7歳/栗東・小林真也厩舎)のハナ争い。しかしゲートが開くと、一番のスタートダッシュを決めたのはコスモキュランダだった。しかし同馬は鞍上がセーブしてミステリーウェイに先を譲り、3番手にメイショウタバルが付けるという予想外の展開になった。
逃げ・先行態勢をとった3頭からやや離れた4番手以後にはアドマイヤテラ(牡4歳/栗東・友道康夫厩舎)、タスティエーラ(牡5歳/美浦・堀宣行厩舎)らが続き、ダノンデサイルは中団後方の9番手。ミュージアムマイルは11番手付近を進み、レガレイラはさらに後方の14番手に控えた。
その後、第1コーナーを過ぎたあたりでメイショウタバルがミステリーウェイを交わして先頭を奪う。1000mの通過が59秒7という淀みのないペースでレースは進み、勝負どころの第3コーナー付近から後方にいたレガレイラやジャスティンパレス(牡6歳/栗東・杉山晴紀厩舎)らは徐々に位置を押し上げ、馬群はピッチを上げながら直線へ向いた。
最終コーナーで前の2頭に並びかけたコスモキュランダが一気に先頭へ躍り出てラストスパートに入ると、タスティエーラがそれを追う。外からダノンデサイルが伸びるが、さらにその外からミュージアムマイルとレガレイラが猛追。コスモキュランダも粘りに粘るが、脚勢に優るミュージアムマイルがそれを半馬身交わしたところがゴールだった。




