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ラグビー

リベンジか返り討ちか――実力伯仲の早明決戦、再戦のカギを握る3つのポイント【ラグビー大学選手権決勝】

向風見也

2026.01.10

早稲田大の矢崎と明治大の古賀。ともに決定力のあるバックスだ。(C) JRFU

早稲田大の矢崎と明治大の古賀。ともに決定力のあるバックスだ。(C) JRFU

 千客万来のファイナルとなるか。

 ラグビーの大学選手権決勝は1月11日、東京・国立競技場であり、早大と明大が激突する。歴史と人気を誇る両校による頂上決戦は2019年度以来となる。前者は前回の「早明決戦」以来で最多記録を塗り替える17度目の、後者は7季ぶり14度目の頂点を目指す。

 直近の対戦は昨年12月7日に国立であった。関東大学対抗戦Aの最終節、通称「早明戦」。折からの試練を乗り越えて急速に結束した明大が、25―19で勝利している。対抗戦優勝も決めた。
 
 早大にとっては、事前に分析してきたライバルと実際のそれとでかなりのギャップを抱いたのではないか。敗軍のひとりは「ちょっと、やりづらい相手でした」と頷く。

 あれから1か月余りが過ぎた。各自のコンディションは心身ともに当時と違うだろう。

 前回に白星の明大は、1月2日の国立での準決勝では京産大に37―19で勝利も猛省の様子。中盤に停滞した時間帯を作ったためだ。

 ナンバーエイトの利川桐生副将は、気を引き締めていた。

「自分たちも一度負けた相手は意識する。それと一緒のこと(感情)は、向こうにもあると思います」

 かたや早大は2日の準決勝で、選手権4連覇中だった帝京大を31―21で破っていた。

 こちらも序盤のリードを詰められる展開に持ち込まれたが、向こうの底力を鑑みればそれは「想定内」と大田尾竜彦監督。複数ポジションのこなせるフォワードを活かした交代戦略を駆使し、落ち着いて難局を切り抜けていた。

 なかには決勝のカードが決まる前から、会場の国立で「次の明大戦では…」とあふれるリベンジへの思いを口にしてしまう早大選手もいたほどだ。センターの野中健吾主将が、つとめて冷静に「いままでやってきたことをどれだけ出せるかがキーになります」と応じる。大田尾はこう展望した。

「(2021年に)僕が監督になってから思うのは、対抗戦の最後のほうから選手権に入って伸びたチームが優勝しています。(昨季までは)帝京が優勝しているのですけど、彼らも選手権に入ってからの成長(度合い)が凄かった」

 どちらも主力組に全国の俊英を揃え、実力伯仲。僅差の勝負を左右しそうな項目はスクラム、空中戦、22メートルエリアの攻防ではないか。
 
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