競馬ファンではもはや知らないひとはいない、とまで言われるフランス出身の女性騎手、ミカエル・ミシェル。日本での楽しげな日々を随時SNS上にアップしているが、今回はとんでもなく豪華な３ショットを公開して、ファンを驚かせている。

　土曜日に佐賀競馬場で２レースに登場したミシェルは、翌日曜日に関東へトンボ返りし、JRA（中央競馬会）の東京競馬場に姿を現わした。もちろんゲストのひとりとしてで、黒のワンピースにピンクのハーフコートという可憐な私服を披露。投稿されたカットでミシェルは中央に陣取り、その両脇で笑顔を見せているのが、武豊＆クリストフ・ルメールの超レジェンドコンビだ。

　この日のメインレースとして開催されたのがＧ１開幕戦、冬のダート王決定戦である「フェブラリーステークス（1600ｍ」。ミシェルの同胞で大先輩にあたるルメールは１番人気のモズアスコットに騎乗し、見事トップでゴールイン。同Ｇ１を初めて制した。武騎乗のインティは２番人気だったが、こちらは14着で終えている。

　さすがのミシェルも偉大な名騎手ふたりを前にして、やや笑顔がこわばっている印象。投稿をチェックしたファン・フォロワーからは「ちょっと緊張してるね！」「おー、ゴージャスだ！」「素敵な写真」「武さんもなごやかですね」「綺麗だ……」といったメッセージが書き込まれ、「またあなたも東京競馬場に戻ってきて！」「早くミシェルに中央で活躍してほしい」とエールも寄せられた。 　24歳のミシェル騎手は、フランスで女性騎手として最多の114勝を誇る実力派。１月24日に来日を果たし、秋にJRAが行なう通年騎手免許試験の合格を目ざして、まずは地方競馬の短期免許を取得（３月31日まで）した。これまでに大井や高知、船橋、浦和、佐賀などを転戦し、地方競馬で118戦して13勝を挙げている（勝率11％）。

　今週は活躍の舞台をふたたび大井競馬場に戻し、月末にはサウジアラビアに遠征。武騎手らとともに招待レース「インターナショナル・ジョッキーズ・チャレンジ」に参戦予定と、大忙しの毎日を送っている。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】美しすぎる騎手ミシェルが公開した２大巨匠、武豊＆ルメールとの豪華３Ｓはこちら！