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五輪追放のウクライナ選手に金メダル級の20万ドル寄付「真の勝者として祖国へ」サッカー強豪シャフタール会長が声明【冬季五輪】

THE DIGEST編集部

2026.02.19

IOCに政治的表現を禁じる規則に抵触すると判断されたヘルメット。(C)Getty Images

IOCに政治的表現を禁じる規則に抵触すると判断されたヘルメット。(C)Getty Images

 ミラノ・コルティナ五輪スケルトン男子で、ウクライナ代表ウラジスラフ・ヘラスケビッチが競技前に失格となり、その後、思わぬ支援を受けた。現地2月18日、英紙『The Guardian』が報じている。

 ヘラスケビッチのヘルメットには、2022年のロシア侵攻以降に命を落としたウクライナ人アスリートや子供たちの写真があしらわれていた。国際オリンピック委員会(IOC)はこれが「政治的表現」を禁じる規則に抵触すると判断し、失格処分とした。その後、スポーツ仲裁裁判所(CAS)への提訴も棄却され、出場の道は閉ざされた。
 
 この裁定を受け、ウクライナのサッカー強豪クラブ、シャフタール・ドネツクのオーナー、リナト・アフメトフ氏が、失格となったヘラスケビッチに対し、20万ドル(約3100万円)を寄付すると発表した。同メディアによれば、この金額はウクライナ政府が五輪の金メダリストに授与する報奨金と同額だという。

 アフメトフ氏は声明で、「ヘラスケビッチは五輪で勝利を争う機会を奪われたが、真の勝者として祖国へ帰る。彼が国民から得た敬意と誇りこそが最高の報酬だ」と強調。「競技を続け、真実と自由、そして祖国のために命を捧げた人々の記憶のために闘い続けてほしい」と激励した。

 IOCは黒い腕章などの妥協案を提示したが、ヘラスケビッチは信念を貫いた。大会序盤の大きな論争となったこの一件は、スポーツと政治の境界を改めて問いかけている。

構成●THE DIGEST編集部

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