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モータースポーツ

GP2エンジンの悪夢が再び現実になるのか...F1アストン・ホンダ「ドライバーの安全に関わる問題」で日本GP出走停止、またはエンジン制限の可能性

THE DIGEST編集部

2026.03.19

無線で「手足の感覚が完全に失われた」と訴えたアロンソ。(C)Getty Imaeges

無線で「手足の感覚が完全に失われた」と訴えたアロンソ。(C)Getty Imaeges

 3月29日に決勝レースが行なわれるF1日本GPを前に、アストンマーティンの今季マシン「AMR26」の安全性を巡って、FIAが調査に乗り出しているようだ。イタリアのモータースポーツ専門メディア『Formula Tecnica』が報じた。

 今季パワーユニット(PU)のワークス・パートナーとして新たにホンダを迎え入れたアストンマーティンだったが、開幕2戦はフェルナンド・アロンソが2戦連続のリタイア、ランス・ストロールもトップと15周遅れ、リタイアと散々な結果に終わっている。

 同メディアは、ホンダ製PUの激しい振動が「単なる性能不足ではなく、はるかに深刻な要素、すなわちドライバーの安全性に関わる問題」になっていると主張。第2戦中国GPではアロンソが振動のあまりストレート区間でステアリングから手を離して休めている様子が見られ、20周目の時点で「手足の感覚が完全に失われた」と無線で訴えていたという。

 同メディアによると原因はPU、特にMGU-K(減速時のエネルギー回生システム)の慢性的な過負荷。そこで発生した振動が車体、シートやペダルなどに伝わっているという。
 
 FIAは2台のマシンから得られたテレメトリーデータを綿密に調査し、ドライバーの安全性が確保できない場合はチームに介入する義務があるという。技術的な問題がクリアされなければ、チームはエンジン回転数の制限、最悪の場合は出走を停止する必要が生じる。

 ただでさえ苦難の船出となっているアストンマーティン・ホンダ。パートナーシップ初年度のホンダの母国GPとなる今回、もし出走できないような事態になれば「大きな恥だ」とF1専門メディア『F1 Over Steer』は失望を隠せない。

 2015年日本GP、当時マクラーレン・ホンダ加入初年度のアロンソがホンダPUのパワー不足を嘆いた「(まるで下位カテゴリーの)GP2エンジンだ!」発言は日本人ファンにとって忘れがたい。11年の時を経てアロンソが再び鈴鹿サーキットでホンダのPUに苦しめられる姿を見ることになるかもしれない。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】アロンソが両手を離して走行するシーン
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