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「突然のショックに茫然自失」「一睡もしていない」8年間の資格停止となった孫楊の様子を中国メディアが伝える

THE DIGEST編集部

2020.03.01

あくまで強気な姿勢を崩さない孫楊だが、実際のところは──。(C)Getty Images

あくまで強気な姿勢を崩さない孫楊だが、実際のところは──。(C)Getty Images

 どうやらこのまますんなりとは、終わりそうにない。

 現地2月28日、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)からの告発を受けていたスポーツ仲裁裁判所(CAS)は、競泳男子の孫楊(中国)に対して8年間の資格停止処分を言い渡した。2018年9月のドーピング抜き打ち検査の際に、採集した血液の容器をハンマーで破壊した嫌疑がかけられ、審査の結果、「有罪」と裁定されたのである。

 2度の五輪で3つの金メダルに輝いたスイマーは、すぐさま怒りの反論を展開。「CASが出した結論が理解できないし、ショックで、怒りがこみ上げている」と明かし、「血液採取自体に応じるべきではなかったと後悔している。私は無実だ! 真実はきっと嘘を暴くはずだ!」と訴えた。CASの規定に沿って、近日中にスイス連邦最高裁判所に提訴する旨も発表している。

 世界中からバッシングを浴びながらも、強気な姿勢を崩さない孫楊。だが、中国紙『新京報』は近い関係者の話として、中国きってのスーパースターの打ちひしがれた様子を次のように伝えている。

「もちろん孫楊は裁定に対して心の準備はしていたはずだが、今回のような結末を迎えるとは夢にも思っていなかった。数日後には海外でのトレーニングを予定していたほどで、明るい展望を描いていたのだ。ところが、長きに渡って主張と論争を繰り返してきた努力が水泡と帰し、急激に事態は変化した。突然のショックにしばらくは茫然自失となり、一睡もできずに自宅で過ごしている」
 一方で孫楊は弁護団グループの何名かに対して不信感を抱いているとされ、より有能な人物に入れ替えて、次なる法廷闘争に向かうと同紙は報じている。

 このままなら事実上の引退を余儀なくされ、東京五輪への出場も果たせない。“ハンマー事件”はいかなるエピローグを迎えるのか、まだまだ動静を注視する必要がありそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】五輪金メダリストの孫楊が記念撮影を拒否した選手を恫喝! その決定的写真はこちら!
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