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「苛立ちさえ感じない。そんな段階はとっくに過ぎ去っている」フェルスタッペン、“F1への情熱”は風前の灯火か「もうどうしたらいいのか...」

THE DIGEST編集部

2026.03.29

新規定下でのF1に魅力を感じていないフェルスタッペン。(C)Getty Images

新規定下でのF1に魅力を感じていないフェルスタッペン。(C)Getty Images

 F1レッドブルのマックス・フェルスタッペンは3月28日の日本GP予選でQ2敗退、11番グリッドに甘んじた後、「今のところ、僕にとっては楽しくない」とコメント。F1キャリアの終着点について示唆したと、地元オランダの専門メディア『Formule1.nl』が報じた。

 まさかのQ2落ちだった。鈴鹿サーキットを得意としてきたフェルスタッペンは、トロ・ロッソから出走した2015年(15番手Q1敗退)以来Q3進出を続けてきたが、新規定初年度の今季ついに入賞圏外からレースをスタートすることとなった。

 もっともQ2敗退自体がモチベーションを下げているわけではない。「7位か11位かといった順位は関係ない。ただ、もう少し運転が楽しくなることを願っているだけだ」とドライバーの実力が反映されにくい新規定への不満をあらわに。「それ(新規定)について恨みはない。来年の調整が十分に大きいことを願っている」と心中を吐露した。
 
 ただ同メディアによると、その口ぶりは諦めたように感じたという。「個人的にも解決すべきことがたくさんある。主に人生についてだ。もう苛立ちさえ感じていない。そんな段階はとっくに過ぎ去っている。正直言って、もうどうしたらいいのか分からない」と、意味深コメント。ニュルブルクリンク耐久シリーズやシムレーシングで見られるような笑顔が世界最高峰の舞台で見られない現状について、次のように語った。

「今の私にとって、F1は楽しくないんだ。年間22レースも家を離れて過ごすなら、何か楽しいことでなければならない。もちろん、車に乗っている時は全力を尽くしている。でも、今のF1の構造では...。楽しめなければ、最高のパフォーマンスを発揮できないと思う。もちろん、他のことで楽しむように努力はしているけれど、それもいつかは終わりを迎えるだろう」

 そして、「みんなベストを尽くしてくれている」とチームの努力には理解を示したフェルスタッペン。一方で、「いま自分があまり楽しめていないのは、様々な要因が複合的に作用しているからだ。チームは完全に無力だ。みんなが信じられないほど懸命に働き、僕を可能な限り最高の状態にするために全力を尽くしてくれていると分かっている」と複雑な状況を説明した。

「今は楽しい状況ではないが、とにかく前に進み、努力し続けるだけだ」

 そう語るワールドチャンピオンの情熱が尽きる前に、再び“強いフェルスタッペン”を見られるだろうか。

構成●THE DIGEST編集部

【動画】フルスロットルなのに324キロ→270キロまで減速...フェルスタッペンの西ストレート→130R
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