バレーボールの大同生命SVリーグ女子チャンピオンシップファイナル(3戦2先勝方式)が4月25日に横浜BUNTAIで行なわれ、初代女王・大阪マーヴェラスはレギュラーシーズン2位のSAGA久光スプリングスに2-3(21-25、26-28、25-19、25-22、10-15)で敗れた。フルセットの激闘後、敗れた大阪の主将が試合を振り返った。
チームをまとめる30歳の田中瑞稀は「ファイナルを頑張んなきゃっていう、逆に燃えすぎちゃって足が固まっちゃったみたいなところがあった」と率直な感想を口にした。昨シーズン決勝の舞台を経験してきたチームの大黒柱でさえ、大舞台特有の緊張感で初戦は動きに硬さが出て足が震えたという。
その緊張はチーム全体にも影響を与えていた。ディフェンス面は機能していたと認めつつも、「今までよりもミドル、真ん中を通すことができなかった。ラリー中に相手にいいように切り返されることが多かった。自分たちはディフェンスはできているけど、その1本を決め切る力っていうのがちょっとまだ足りなかった」と話し、序盤での“決定力の差”を反省点に挙げた。
第3セットからエース格のリセ・ファンヘッケ、パリ五輪代表の林琴奈を中心に本来のリズムを取り戻してゲームを振り出しに戻した。自身もチーム2位のアタック決定率(45.7%)で流れを引き寄せたかに思えたが、最終セットで押し切られた。「しっかりセットを取り返せたのは良かった」と評価しながらも、「スタートからそのバレーができなかったところは、まだまだ」と序盤から自分たちのペースでゲームの主導権を握れなかったところが敗因につながった。
日本代表・荒木彩花の移動攻撃や、25歳の平山詩嫣など、SAGA久光の速いミドル攻撃については、「素直に嫌です」と思わず本音を漏らしながらも、「抑えることもできた場面もある」と続け、「ブロックの構築だったりとか、サーブで終わらして使えない状況を多く作るところも必要」と冷静に語り、明日以降の対策を口にした。
26日の第2戦は負けたら終戦。文字通り背水の陣となる。「ここからですよね」と尋ねると、田中はシンプルに「はい」と答えた。多くを語らずとも、その一言には明日の試合へ視線を向けるキャプテンの強い意志が込められている。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
【画像】2026年度バレーボール女子日本代表登録メンバー全選手の顔ぶれ
チームをまとめる30歳の田中瑞稀は「ファイナルを頑張んなきゃっていう、逆に燃えすぎちゃって足が固まっちゃったみたいなところがあった」と率直な感想を口にした。昨シーズン決勝の舞台を経験してきたチームの大黒柱でさえ、大舞台特有の緊張感で初戦は動きに硬さが出て足が震えたという。
その緊張はチーム全体にも影響を与えていた。ディフェンス面は機能していたと認めつつも、「今までよりもミドル、真ん中を通すことができなかった。ラリー中に相手にいいように切り返されることが多かった。自分たちはディフェンスはできているけど、その1本を決め切る力っていうのがちょっとまだ足りなかった」と話し、序盤での“決定力の差”を反省点に挙げた。
第3セットからエース格のリセ・ファンヘッケ、パリ五輪代表の林琴奈を中心に本来のリズムを取り戻してゲームを振り出しに戻した。自身もチーム2位のアタック決定率(45.7%)で流れを引き寄せたかに思えたが、最終セットで押し切られた。「しっかりセットを取り返せたのは良かった」と評価しながらも、「スタートからそのバレーができなかったところは、まだまだ」と序盤から自分たちのペースでゲームの主導権を握れなかったところが敗因につながった。
日本代表・荒木彩花の移動攻撃や、25歳の平山詩嫣など、SAGA久光の速いミドル攻撃については、「素直に嫌です」と思わず本音を漏らしながらも、「抑えることもできた場面もある」と続け、「ブロックの構築だったりとか、サーブで終わらして使えない状況を多く作るところも必要」と冷静に語り、明日以降の対策を口にした。
26日の第2戦は負けたら終戦。文字通り背水の陣となる。「ここからですよね」と尋ねると、田中はシンプルに「はい」と答えた。多くを語らずとも、その一言には明日の試合へ視線を向けるキャプテンの強い意志が込められている。
取材・文●湯川泰佑輝(THE DIGEST編集部)
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