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日本人の祖母持つスケボー王者が顎と頬骨骨折、腎臓裂傷の重傷…16歳の五輪日本代表、冬季五輪女王ら異競技アスリートからエール殺到

THE DIGEST編集部

2026.05.29

ストリートの絶対王者が再び重傷を負った。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

ストリートの絶対王者が再び重傷を負った。写真:梅月智史(THE DIGEST写真部)

 5月29日、2024年パリ五輪スケートボード男子ストリートで銅メダルを獲得し、数々の国際大会で栄冠を掴んだ米国の絶対王者ナイジャ・ヒューストンが、自身のSNSで顎と頬骨の骨折。さらに腎臓裂傷の重傷だったことを明かした。スケートボード界のみならず、異競技アスリートから早期回復にエールが殺到している。

 25年12月末にも頭蓋骨および眼窩骨折の重傷を負ったヒューストン。投稿では、「もうしばらくはこんなことにならないだろうって思ってた。でも結局またやっちまった」と綴り、半年後に再び大怪我を負ってしまったことにショックを受けた様子をみせた。

 それでも「俺たちは金のためでも、カッコつけるためでもなく、ただスケートに人生を燃やしてる。これが毎日を生きる理由なんだ。だから俺はずっと、スケートボードはスポーツじゃなく“ライフスタイル”だ」とポストし、以下のように再起を誓った。

「どんな結果になろうと、これは自分で選んだ人生。ボードの上にいる時以上のものはない。またすぐ戻る。俺たちは挑戦をやめない。まだまだ攻め続ける」
 
 この投稿には約20万件の「いいね」と、約8000件ものコメントが殺到するなど大きな反響を呼び、ファンだけでなくスポーツ界からも続々とエールが届いた。

 今年2月に行なわれたミラノ・コルティナ五輪フリースタイルスキーで女子ハープパイプ金を含む3つのメダルを獲得した米国生まれの中国代表アイリーン・グー(谷愛凌)は「本当に残念だよ。しっかり治してね」と反応した。

 カナダのスノーボード界を代表するレジェンドで、五輪3大会連続銅メダルを獲得したマーク・マクモリスは「マジでヤバすぎるよ! しっかり治してくれ」と記し、ヒューストンへメッセージを送った。米国プロスケートボーダーの「T-PUDS」ことトーリー・パドウィル氏は「ナイジャ、お前は本物だよ。ゆっくり休んで、早く回復してくれ。またすぐ会おう」とコメントした。

 ほかにも、パリ五輪スケートボード男子ストリート日本代表の16歳・小野寺吟雲(ぎんう)は「ナイジャ!」、米モトクロスのフリースタイル元世界王者ブライアン・ディーガン氏からは「もうヘルメットなしじゃ外に出させてもらえないかもな...とにかく無事でよかった。しっかり回復してくれよ、ブラザー」。親友の米国人スケートボーダーのドミニク・ウォーカーからは「重要なのは生きていること」と、多くの仲間から反応が寄せられた。

 祖母が日本人で、腕に「熱情」と彫られた漢字のタトゥーを刻むなど、親日家としても知られるヒューストン。幾度となく大怪我に見舞われながらも、自らのスタイルと信念を貫き続けるその姿は、これからもスケートボード界に強烈な存在感を放ち続けそうだ。

構成●THE DIGEST編集部

【画像】祖母は日本人!?  スケボー絶対王者の右腕に日本語タトゥー
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