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格闘技・プロレス

26歳叩き上げボクサーが初の世界挑戦に自信「やれることを、全部やってきた」“その後”について問われると…【WBA世界ミニマム級王座決定戦】

野口一郎(THE DIGEST編集部)

2026.08.31

プロ13戦目で初めて世界戦に挑む石井。写真:永島裕基

プロ13戦目で初めて世界戦に挑む石井。写真:永島裕基

 プロボクシングWBA世界ミニマム級2位の石井武志(大橋)は、9月2日に横浜BUNTAIで同級3位で元WBO同級王者のウィルフレド・メンデス(プエルトリコ)との同級王座決定戦に臨む。

 キックボクシングを経て2022年5月に22歳でプロデビューした石井は、同年にミニマム級で全日本新人王に輝く。

 翌23年9月の8戦目で、WBC世界ミニマム級15位のリト・ダンテ(フィリピン)に1-2の判定で初黒星を喫したが、その後は4連勝。24年9月にジョン・ケビン・ヒメネス(フィリピン)に判定勝利し、OPBF東洋太平洋ミニマム級王者になり、2度の防衛に成功した。

 これまで12戦して11勝のうち8つのKOと、最軽量級では破格のパワーを売りにする26歳の“叩き上げ”が、13戦目で初の世界挑戦にこぎつけた。

 対するメンデスは、25戦20勝(6KO)3敗2分けのキャリアがある29歳。19年にWBO同級王者になると、2度の防衛に成功した。
 
 来日経験もあり、21年12月に谷口将隆、23年4月には重岡優大氏(ともにワタナベ)と対戦し、KOで敗れている。ただ2選手はサウスポーのため、オーソドックスの石井との対戦では参考にならない面もあるだろう。

 そんな相手との世界戦を目前にした石井は、「やれることを、全部やってきたので、何の不安もなく、後はやってきたことを出すだけだと思っています。フィジカルも、技術練習もしっかりやって、メンデスを捕まえるという思いでやってきました」と、好調ぶりをアピール。メンデスへの言葉を尋ねられると「9月2日、熱い試合にしましょう。そして僕が勝ちます」と宣言した。

 一方、石井が世界王者になれば日本人同士の統一戦が実現する可能性も出てきている。9月27日に行なわれるWBO同級暫定王座決定戦(勝者は10月に正規王者になる見込み)において、前WBA同級王者の松本流星(帝拳)の出場が決まったためだ。

 その点について報道陣から問われた石井は「この試合しか見ていないので、先のことは一切考えていないのが正直な気持ちです。松本選手の世界戦発表は、自分もSNSで見て、スパーリングもたくさんやってきたので、お互い勝ち上がって、どこかで一番良い時に、戦えるのが一番面白いと思っています」と回答。そして「松本選手に限らず、僕はミニマム級で、自分より強いと言われてる選手の全員とやりたいという思いは、常にあります」と、続けた。

 今後の飛躍に向け、石井は初の世界タイトル獲得を狙う。

取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)

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