プロボクシングのWBA世界ライトフライ級1位の吉良大弥(志成)は9月2日、横浜BUNTAIで開催された「NTTドコモ Presents Lemino BOXING ダブル世界タイトルマッチ」のメインイベントで、同級2位のカルロス・カニサレス(ベネズエラ)と対戦。7回38秒TKO勝利で、元世界4階級制覇王者の田中恒成氏に並ぶ、日本最短での世界タイトル奪取を成し遂げた。
気鋭の23歳が、初の世界戦で自身の魅力を存分に発揮した。WBAとWBCを制したことがあり、日本での評価も高い33歳のカニサレスを相手に、1回からペースを握った。
スピードで上回り、多彩なパンチを次々に当て、ディフェンスでは鮮やかな足さばきやボディワークで、難敵に持ち味を発揮させない。3回には左カウンターと右のコンビネーションで、最初のダウンを奪った
その後、6回にカニサレスが圧力を強め、パンチ数を増やしてきたがひるまず、逆に7回に強烈な左フックをクリーンヒットして2度目のダウンを追加。昏倒したカニサレスは立ち上がり、何とか試合を続けようと試みたが、足元がぐらついており、レフェリーが試合を止めた。
試合後の記者会見で、吉良は「めちゃくちゃ嬉しいです」としながらも「僕の自分自身の気持ちや感覚は、別に変わっていないです」と、大物ぶりを発揮する。
7月28日に開かれた会見で、5戦目での世界奪取については「思い入れは、それほどないです」と語っていた。その心境に変化はないようで、報道陣から思いを問われると「全然ないです」と断言。「この試合に勝てたのが、一番嬉しいです」と続けた。
ライトフライ級では減量が厳しく、志成プロモーションの二宮雄介代表は「本人次第」としつつ、現在の階級ではあと1試合か次戦で上げるという見通しを口にした。
本人も「違う色のベルトが欲しいです」とし、複数階級制覇にも意欲を示した。日本ボクシング史に残る偉業を達成した吉良の、今後の動向にも注目だ。
取材・文●野口一郎(THE DIGEST編集部)
【記事】気鋭の23歳が日本最短タイの5戦目で世界奪取! 難敵カニサレスを7回に豪快にKO【WBA世界ライトフライ級王座決定戦】
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スピードで上回り、多彩なパンチを次々に当て、ディフェンスでは鮮やかな足さばきやボディワークで、難敵に持ち味を発揮させない。3回には左カウンターと右のコンビネーションで、最初のダウンを奪った
その後、6回にカニサレスが圧力を強め、パンチ数を増やしてきたがひるまず、逆に7回に強烈な左フックをクリーンヒットして2度目のダウンを追加。昏倒したカニサレスは立ち上がり、何とか試合を続けようと試みたが、足元がぐらついており、レフェリーが試合を止めた。
試合後の記者会見で、吉良は「めちゃくちゃ嬉しいです」としながらも「僕の自分自身の気持ちや感覚は、別に変わっていないです」と、大物ぶりを発揮する。
7月28日に開かれた会見で、5戦目での世界奪取については「思い入れは、それほどないです」と語っていた。その心境に変化はないようで、報道陣から思いを問われると「全然ないです」と断言。「この試合に勝てたのが、一番嬉しいです」と続けた。
ライトフライ級では減量が厳しく、志成プロモーションの二宮雄介代表は「本人次第」としつつ、現在の階級ではあと1試合か次戦で上げるという見通しを口にした。
本人も「違う色のベルトが欲しいです」とし、複数階級制覇にも意欲を示した。日本ボクシング史に残る偉業を達成した吉良の、今後の動向にも注目だ。
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