『超RIZIN.5』(9月10日、京セラドーム大阪)での朝倉未来戦が発表されて以来、青木真也の存在感が高まり続けている。
キャリア20年以上、49勝のうち32が一本勝ちという寝技師。SNSには過去の試合のショート動画が数多くアップされるようになり、関係者もYouTubeなどでその強さを口々に語る。動画の中には、対戦相手の腕を折る衝撃的な瞬間もあった。
青木のRIZIN出場は、第1回大会(2015年12月29日)以来。昨年まで約10年間、アジアベースのONE Championshipを主戦場としてきた。日本でも中継されていたものの試合の多くは海外で、ここ数年でRIZINを見るようになった新しいファン層にとっては、青木は"まだ見ぬ強豪"なのかもしれない。
「勝手にプロモーションしていただいた感がありますね。リメイクしてもらった」
そう語る青木は、RIZINにおいておそろしく異質な選手でもある。DDTを中心にプロレスでも活躍しているのだ。朝倉未来戦を前に、8月30日にもDDTで保持するタッグ王座の防衛戦を行なっている。RIZIN出場直後の9月13日もプロレスの試合だ。
ケガをするリスクも当然ある。しかし青木はプロレスを「心の栄養」だと言う。プロレスラーとしての活動とMMAを両立させるのは「憧れ」だった。
「ケンドー・カシン、藤田和之のようにプロレスの巡業しながら(格闘技の試合に出場する)っていうのが、僕が夢見たものだから。アレクサンダー大塚も。PRIDEでリングの設営して試合に出るっていう。僕の中のインディーマインドですよ」
カシン(石澤常光)は2000年8月の『PRIDE.10』でハイアン・グレイシーに敗れ、1年後の『PRIDE.15』(2001年7月)でリベンジ。その流れを見て「僕の人生が形作られた」とまで言う。明らかに、今のRIZINファイターとは異なるマインドだ。
プロレスラーとして、MMAの試合で負けた後に「いいプロレス」だったという言葉を残したこともある。勝ち負けではなく何を表現するか。それも重要な感性だ。
青木にはYouTubeやnoteという発信の場もある。自分の心情や試合の意味、価値などを試合前から提示して"作る"作業をしてきた。だからここしばらくは「負けてもプラスに変えられる」状況だった。
「それが鼻についたっていう格闘技選手がいるのも分かりますよ。気持ちは分かる」青木自身「それだとヒリヒリしない」と認める。YouTubeでの川尻達也との対話では「逃げていた」とまで。しかし今回は「勝ち負け」をやると決めた。
「勝つか勝たないかで大きく変わる。それをお客さんも見たいんだろうなと。今は気持ちがフレッシュですね」
キャリア20年以上、49勝のうち32が一本勝ちという寝技師。SNSには過去の試合のショート動画が数多くアップされるようになり、関係者もYouTubeなどでその強さを口々に語る。動画の中には、対戦相手の腕を折る衝撃的な瞬間もあった。
青木のRIZIN出場は、第1回大会(2015年12月29日)以来。昨年まで約10年間、アジアベースのONE Championshipを主戦場としてきた。日本でも中継されていたものの試合の多くは海外で、ここ数年でRIZINを見るようになった新しいファン層にとっては、青木は"まだ見ぬ強豪"なのかもしれない。
「勝手にプロモーションしていただいた感がありますね。リメイクしてもらった」
そう語る青木は、RIZINにおいておそろしく異質な選手でもある。DDTを中心にプロレスでも活躍しているのだ。朝倉未来戦を前に、8月30日にもDDTで保持するタッグ王座の防衛戦を行なっている。RIZIN出場直後の9月13日もプロレスの試合だ。
ケガをするリスクも当然ある。しかし青木はプロレスを「心の栄養」だと言う。プロレスラーとしての活動とMMAを両立させるのは「憧れ」だった。
「ケンドー・カシン、藤田和之のようにプロレスの巡業しながら(格闘技の試合に出場する)っていうのが、僕が夢見たものだから。アレクサンダー大塚も。PRIDEでリングの設営して試合に出るっていう。僕の中のインディーマインドですよ」
カシン(石澤常光)は2000年8月の『PRIDE.10』でハイアン・グレイシーに敗れ、1年後の『PRIDE.15』(2001年7月)でリベンジ。その流れを見て「僕の人生が形作られた」とまで言う。明らかに、今のRIZINファイターとは異なるマインドだ。
プロレスラーとして、MMAの試合で負けた後に「いいプロレス」だったという言葉を残したこともある。勝ち負けではなく何を表現するか。それも重要な感性だ。
青木にはYouTubeやnoteという発信の場もある。自分の心情や試合の意味、価値などを試合前から提示して"作る"作業をしてきた。だからここしばらくは「負けてもプラスに変えられる」状況だった。
「それが鼻についたっていう格闘技選手がいるのも分かりますよ。気持ちは分かる」青木自身「それだとヒリヒリしない」と認める。YouTubeでの川尻達也との対話では「逃げていた」とまで。しかし今回は「勝ち負け」をやると決めた。
「勝つか勝たないかで大きく変わる。それをお客さんも見たいんだろうなと。今は気持ちがフレッシュですね」