格闘技・プロレス

井上尚弥の“初”の3団体統一戦延期決定にファン悲痛!「カシメロも気の毒」「生きがいにしてきた…」

THE DIGEST編集部

2020.03.17

カシメロとのビッグマッチが注目を集めていた井上だけに、今回の決定にはファンからもメッセージが殺到した。 (C) Getty Images

 混沌とするコロナ渦の影響により、全世界注目のビッグマッチの延期も決まった。

 現地時間3月16日、ボクシングのアメリカの興行大手トップランクは、新型コロナウィルス感染拡大の影響により、3月と4月に予定されていた全興行の延期を発表。4月25日(現地時間)にアメリカのラスベガスで開催が予定されていたWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)と、WBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の3団体統一戦も延期となった。

 昨年11月にフィリピンの5階級制覇王者ノニト・ドネアを打ち倒し、バンダム級のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)を制した井上。世界屈指の名手を破ったことで、"モンスター"の異名がワールドワイドとなっていくなかで迎える初戦だっただけに、今回の延期を惜しむ声は多い。

 17日に井上が自身のツイッターで、「楽しみにしてくれていた全てのファンの方々、申し訳ございません。ですが、世界的な状況を踏まえれば今は延期の決定を受けざるを得ません。中止ではなく延期という形となったのでカシメロを倒す準備を続けます」とつぶやくと、ファンからのメッセージが殺到した。

「残念でならん」
「敵はウイルスでしたね」
「カシメロ選手も気の毒」
「どうしようもない」
「モチベーションを保つのが大変でしょう」
「楽しみが多少延びたということで」
「逆にドネア戦の傷を完全に癒してください」
「生きがいにしてきたファンとしては脱力感が半端ないです」
「さらにスピードとハイパーディフェンスを磨く時間が出来ましたね」
「ピンチをチャンスに変える。準備が大切になってきますね」

 2020年ボクシング界の「ハイライト」としても注目されていた日本人初の3団体統一戦。今の段階で延期日がいつになるかが、決まっていないだけに、両雄はしばらく気の抜けない日々を送ることになりそうだ。

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構成●THE DIGEST編集部