今年の夏は“新世代”の力が目立った。新日本プロレス恒例のリーグ戦G1 CLIMAXでは27歳の大岩陵平が史上最短キャリアで優勝。スターダムの5★STAR GPを制した吏南は19歳だ。
マリーゴールドが旗揚げ年から開催しているリーグ戦、DREAM*STAR GPで優勝したのはビクトリア弓月。2005年生まれの21歳で、デビューしたのは2023年11月、スターダムのリングだった。キャリアはまだ3年弱だから“若手”に分類される。
それでも、すでに団体2大シングル王座の一つであるUNITED NATIONAL(UN)王座を保持しており、新世代のエースと言っていい存在。その意味では、今回のリーグ戦も優勝候補の1人だった。
今年4月にヒザを負傷し長期欠場。復帰したてのリーグ戦突入ではあったが、弓月は不安を吹き飛ばすような試合ぶりを見せる。公式リーグ戦5試合を4勝1敗でトップ通過。9月20日の決勝トーナメント(後楽園ホール)では1大会3試合を勝ち抜いて優勝を決めた。
寝ても立っても、それに跳んでも小気味いい動き、試合の勘所と観客のハートを掴む“プロレス頭”は以前から高く評価されてきた。8月の復帰戦ではSareee&彩羽匠という業界トップのタッグチーム相手に大善戦、観客の拍手を独り占めしている。
今回の優勝にしても、見ていて“まだ早い”と感じさせることがなかった。若くしてエースを自負するプレッシャーもあるが、そのためにマリーゴールドに来たのだという思いも。
加えて大きかったのは、決勝で対戦したのが同じ2023年デビューの瀬戸レアだったということだ。センダイガールズでプロレスラーになったレア。退団したもののマリーゴールドで再デビューを果たし、少しずつ力をつけてきた。
弓月のように誰が見ても分かるセンスの持ち主ではない。グラウンド技を地道に磨き、ヒールに転向してインサイドワークを身につける。記者会見ではヒールなのにうまく喋ることができなかったりもするが、それはそれで独自の“味”になった。
決勝トーナメントでは1回戦で岩谷麻優、準決勝で青野未来とトップ選手を立て続けに下す大番狂せ。この日、誰よりも多くの声援を浴びた。
以前は若手たちの技の失敗が動画で切り抜かれ、SNSで拡散。しかししだいに成長し、むしろここ最近は若手戦線がマリーゴールドの“見もの”になっていた。そんな流れを象徴する決勝戦だったと言えるだろう。
マリーゴールドが旗揚げ年から開催しているリーグ戦、DREAM*STAR GPで優勝したのはビクトリア弓月。2005年生まれの21歳で、デビューしたのは2023年11月、スターダムのリングだった。キャリアはまだ3年弱だから“若手”に分類される。
それでも、すでに団体2大シングル王座の一つであるUNITED NATIONAL(UN)王座を保持しており、新世代のエースと言っていい存在。その意味では、今回のリーグ戦も優勝候補の1人だった。
今年4月にヒザを負傷し長期欠場。復帰したてのリーグ戦突入ではあったが、弓月は不安を吹き飛ばすような試合ぶりを見せる。公式リーグ戦5試合を4勝1敗でトップ通過。9月20日の決勝トーナメント(後楽園ホール)では1大会3試合を勝ち抜いて優勝を決めた。
寝ても立っても、それに跳んでも小気味いい動き、試合の勘所と観客のハートを掴む“プロレス頭”は以前から高く評価されてきた。8月の復帰戦ではSareee&彩羽匠という業界トップのタッグチーム相手に大善戦、観客の拍手を独り占めしている。
今回の優勝にしても、見ていて“まだ早い”と感じさせることがなかった。若くしてエースを自負するプレッシャーもあるが、そのためにマリーゴールドに来たのだという思いも。
加えて大きかったのは、決勝で対戦したのが同じ2023年デビューの瀬戸レアだったということだ。センダイガールズでプロレスラーになったレア。退団したもののマリーゴールドで再デビューを果たし、少しずつ力をつけてきた。
弓月のように誰が見ても分かるセンスの持ち主ではない。グラウンド技を地道に磨き、ヒールに転向してインサイドワークを身につける。記者会見ではヒールなのにうまく喋ることができなかったりもするが、それはそれで独自の“味”になった。
決勝トーナメントでは1回戦で岩谷麻優、準決勝で青野未来とトップ選手を立て続けに下す大番狂せ。この日、誰よりも多くの声援を浴びた。
以前は若手たちの技の失敗が動画で切り抜かれ、SNSで拡散。しかししだいに成長し、むしろここ最近は若手戦線がマリーゴールドの“見もの”になっていた。そんな流れを象徴する決勝戦だったと言えるだろう。




