格闘技・プロレス

V13レジェンドが井上拓真vs.那須川天心の採点に疑問 2点差で挑戦者の勝利を主張「4回までフルマークはおかしい」【WBC世界バンタム級タイトルマッチ】

THE DIGEST編集部

2026.10.01

井上との再戦に敗れた那須川。写真:永島裕基

 プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチが、9月27日に開催。チャンピオンの井上拓真(大橋)と同級1位の那須川天心(帝拳)が対戦し、判定の末、王者が3-0(116-111が2者、114-113が1者)で勝利し、2度目の防衛を果たした。この結果に対し、日本人最多13戦連続世界王座防衛を誇る元WBA世界ライトフライ級王者の具志堅用高氏が、疑問の声を挙げた。

 2025年11月以来、二度目の激突は、4回と8回の終了時に採点が公開されるWBC特有のシステムで行なわれた。4ラウンドまででジャッジは、40-36、39-37、38-38の2-0で井上が優勢。7回の那須川のダウンを経た8ラウンドの時点では2者が77-74で井上、1者が76-75で那須川につけていた。

 このポイントのつけ方に、具志堅氏は那須川が「試合に勝っているけど、採点では負けた感じ」とし、「天心が、どれだけ勇気を持って戦うのか。それが勝負の分かれ目だった。それを初回から最後までやった。だから試合は面白かった」と称える。

 そして「4ラウンドまでの採点、フルマークはおかしい。フルマークはない」と主張。自身は全体で2ポイント、那須川が勝っていたと明かした。
 
 そのうえで、那須川の敗因には7回のダウン奪取後の攻撃を挙げ、以下のように分析した。

「7回に、なぜ最後まで行かないのか。そこが(那須川がボクシング転向前に取り組んでいた)キック(ボクシング)の経験とボクシングの経験という感じはした。そこの別れ道は。普通なら勝負を決める。ボクシングでは、相手の顔を見て、そのまま一気に攻めるけど、それを行かなかった。そこで勝負が決まったかな」

 一方、井上は冷静さや経験を活かして戦っていたと評価。今後、那須川が世界タイトルを獲得する可能性はあるとしながら、"3戦目"はないと見立てた。 

構成●THE DIGEST編集部

【動画】具志堅用高氏が井上拓真vs.那須川天心Ⅱを振り返る
NEXT
PAGE
【動画】具志堅用高氏が井上拓真vs.那須川天心Ⅱを振り返る