9月30日から10月3日に名古屋市稲永スポーツセンターで開催された「第20回アジア競技大会(2026/愛知・名古屋)」のレスリング競技で、波乱が起きた。3日の女子57kg級で“大本命”とみられていた前回大会と24年パリ五輪(53㎏級)金メダリストの藤波朱理が準決勝で敗退した。優勝を逃した失意の22歳に日本のレジェンドが労いの言葉を送った。
今大会、日本のレスリング勢は圧倒的な強さを見せた。金が7、銀が4、銅が4と、男女合わせて15個のメダルを獲得した。しかし一方で、“絶対女王”藤波は頂点に届かなかった。
大会前まで153連勝中だった藤波は、初戦を16ー5、2戦目の準々決勝を3-0で順当に勝ち上がったが、準決勝で対戦した北朝鮮選手に0-10とまさかの完敗。マット上では、相手選手が大喜びする傍らで、藤波は茫然自失の表情を浮かべた。その後、3位決定戦を10-0で制し銅メダルを確保したものの、中学生の頃から積み重ねた無敗記録は155で止まった。
大番狂わせに遭った藤波について、2004年アテネ五輪から女子55㎏級を3連覇した吉田沙保里氏が、3日に放送されたTBS系列の『サンデーモーニング』で、私見を述べた。
現役時代に公式戦119連勝をマークし、“霊長類最強女子”とも称された同氏はまず、「重圧は、あったと思います。私も気持ちは、すごくよく分かるので」とコメント。自身も勝ち続けたことから相手選手に研究される難しさを説明。「『連勝が今、どれぐらいですよ』と言われるなかで、負けられない気持ちがあるなかで戦っているので、プレッシャーはすごかったはず」と続け、藤波に寄り添った。
また、吉田氏は体格的に階級アップの影響は小さいとし、2028年のロサンゼルス五輪に向けて「鍛え上げていけば問題ない」と期待を寄せた。
無敗記録の“呪縛”から解かれた藤波は、今回の悔しさを糧にさらに強くなっていくのだろう。
構成●THE DIGEST編集部
【記事】レスリング絶対女王がまさかの敗戦! 藤波朱理が準決勝で北朝鮮選手に0-10 連勝は155でストップ【アジア大会】
【記事】レスリングが全日程を終了 日本は金7、銀4、銅4、合計15のメダルラッシュ【アジア大会】
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今大会、日本のレスリング勢は圧倒的な強さを見せた。金が7、銀が4、銅が4と、男女合わせて15個のメダルを獲得した。しかし一方で、“絶対女王”藤波は頂点に届かなかった。
大会前まで153連勝中だった藤波は、初戦を16ー5、2戦目の準々決勝を3-0で順当に勝ち上がったが、準決勝で対戦した北朝鮮選手に0-10とまさかの完敗。マット上では、相手選手が大喜びする傍らで、藤波は茫然自失の表情を浮かべた。その後、3位決定戦を10-0で制し銅メダルを確保したものの、中学生の頃から積み重ねた無敗記録は155で止まった。
大番狂わせに遭った藤波について、2004年アテネ五輪から女子55㎏級を3連覇した吉田沙保里氏が、3日に放送されたTBS系列の『サンデーモーニング』で、私見を述べた。
現役時代に公式戦119連勝をマークし、“霊長類最強女子”とも称された同氏はまず、「重圧は、あったと思います。私も気持ちは、すごくよく分かるので」とコメント。自身も勝ち続けたことから相手選手に研究される難しさを説明。「『連勝が今、どれぐらいですよ』と言われるなかで、負けられない気持ちがあるなかで戦っているので、プレッシャーはすごかったはず」と続け、藤波に寄り添った。
また、吉田氏は体格的に階級アップの影響は小さいとし、2028年のロサンゼルス五輪に向けて「鍛え上げていけば問題ない」と期待を寄せた。
無敗記録の“呪縛”から解かれた藤波は、今回の悔しさを糧にさらに強くなっていくのだろう。
構成●THE DIGEST編集部
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