10月12日、「第38回出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)」が行なわれた。“大学3大駅伝”の初戦を早稲田大が2時間05分56秒の大会新記録で制したなか、「第102回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」覇者の青山学院大は2時間09分53秒で11位にとどまった。意外な結果の原因を、かつて箱根駅伝で優勝を経験したランナーが分析した。
青山学院大は1区の石川浩輝(2年)がトップと6秒差の区間2位と好走したものの、2区の鳥井健太(4年)が区間9位で8位に後退。その後も箱根駅伝の主要区間の経験者である3区の飯田翔大(3年)、4区の小河原陽琉(3年)が順位を下げてしまう。
その後、5区の黒田然(3年)は区間7位、アンカーの前川竜之将(2年)は区間9位で順位を上げられなかった。出雲駅伝で青山学院大が関東勢最下位に終わったのは、史上初だ。
強豪大のまさかの不振について、東海大在籍時に箱根駅伝の6区を3度走り、3年次には同大の初制覇に貢献した中島怜利(TRIGGER Athlete Club)が、自身のYouTubeチャンネルで語った。
中島はまず、「毎年、箱根だけ(重視し)、出雲(での勝利)は狙っていないと言われていますけど、11位、関東最下位は、さすがに良くないのではという感じです」と述べる。この結果は事前から予想していたようで、以下のように続けた。
「2週間前(9月27日)にアディダスの5キロの公認レースがあって、好記録を出した選手がたくさんいました。その上位の選手を軒並み使い、速かった選手たちを前の方の区間、1区、2区、3区に置いていました。これが正直、エントリーが出た時から『このハメ方は微妙なのでは』と思っていました。2週間前に快走した選手の調子が良いとは限らないです」
「そこでメンバーが決まると分かっているから、無意識に調整して、全部の実力を出し切ってしまうのです。そこから一呼吸おいて2週間後にピークを持ってくるのは難しいので、逆に平松(享祐、4年)選手や折田(壮太、3年)選手ら、そのレースでハマらなかった選手を使った方が良かったと思ったので、区間配置が出た時点で微妙だと思っていました。あまりにも、うまくハマらなかったです」
一方、「それにしても関東10位というのは非常に厳しい結果。この後の全日本(「秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本本大学駅伝)」、)、箱根に向けても、例年よりは下回っている感じはします。黒田朝日選手が卒業した今、絶対的なエースがいません。3分、4分のビハインドをひっくり返せるような選手がいませんから」と、チーム力の低下も指摘した。
箱根駅伝では3連覇中の青山学院大は今後、立て直せるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】中島怜利が出雲駅伝の関東勢を解説
青山学院大は1区の石川浩輝(2年)がトップと6秒差の区間2位と好走したものの、2区の鳥井健太(4年)が区間9位で8位に後退。その後も箱根駅伝の主要区間の経験者である3区の飯田翔大(3年)、4区の小河原陽琉(3年)が順位を下げてしまう。
その後、5区の黒田然(3年)は区間7位、アンカーの前川竜之将(2年)は区間9位で順位を上げられなかった。出雲駅伝で青山学院大が関東勢最下位に終わったのは、史上初だ。
強豪大のまさかの不振について、東海大在籍時に箱根駅伝の6区を3度走り、3年次には同大の初制覇に貢献した中島怜利(TRIGGER Athlete Club)が、自身のYouTubeチャンネルで語った。
中島はまず、「毎年、箱根だけ(重視し)、出雲(での勝利)は狙っていないと言われていますけど、11位、関東最下位は、さすがに良くないのではという感じです」と述べる。この結果は事前から予想していたようで、以下のように続けた。
「2週間前(9月27日)にアディダスの5キロの公認レースがあって、好記録を出した選手がたくさんいました。その上位の選手を軒並み使い、速かった選手たちを前の方の区間、1区、2区、3区に置いていました。これが正直、エントリーが出た時から『このハメ方は微妙なのでは』と思っていました。2週間前に快走した選手の調子が良いとは限らないです」
「そこでメンバーが決まると分かっているから、無意識に調整して、全部の実力を出し切ってしまうのです。そこから一呼吸おいて2週間後にピークを持ってくるのは難しいので、逆に平松(享祐、4年)選手や折田(壮太、3年)選手ら、そのレースでハマらなかった選手を使った方が良かったと思ったので、区間配置が出た時点で微妙だと思っていました。あまりにも、うまくハマらなかったです」
一方、「それにしても関東10位というのは非常に厳しい結果。この後の全日本(「秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本本大学駅伝)」、)、箱根に向けても、例年よりは下回っている感じはします。黒田朝日選手が卒業した今、絶対的なエースがいません。3分、4分のビハインドをひっくり返せるような選手がいませんから」と、チーム力の低下も指摘した。
箱根駅伝では3連覇中の青山学院大は今後、立て直せるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】中島怜利が出雲駅伝の関東勢を解説




