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谷亮子氏、出産後の驚異的な速さでの復帰を回顧 「教科書がない」なかでの試行錯誤も 努力の源になった心情も明かす

THE DIGEST編集部

2026.11.02

オリンピック5大会連続メダルなど偉業を達成した田村氏は、出産後には異例の早さで復帰していた。(C)Getty Images

オリンピック5大会連続メダルなど偉業を達成した田村氏は、出産後には異例の早さで復帰していた。(C)Getty Images

 柔道の女子48キロ級で2000年シドニー五輪から2連覇した谷亮子氏が、10月31日にフジテレビ系列で放送された『ジャンクSPORTS』に出演。産後の復帰を振り返った。

 小学2年の時に競技を始めた谷氏は、幼少期から頭角を現わして16歳だった92年バルセロナ五輪で銀メダルを獲得。続く96年アトランタ五輪でも銀メダルだったものの、その間の世界選手権を2度制した。

 05年には第1子を出産。当時を「復帰自体は、ちょうど2年後に世界選手権を控えていましたので、(練習を)始めたのは1週間後ぐらいです」と回想し、さらに、日本人選手による出産後の現役続行が珍しかった時代の工夫を、以下のように述べた。
 
「出産が終わったら、妊婦の時に骨盤が開きます。だから、骨盤を元にあった位置に戻したくて。柔道着の帯を5本ぐらい骨盤に巻いて、イメージで戻す練習をやります。教科書がないのです。誰かに聞くとか、どういうふうにやったらいいのか、というのがなかったので、それこそ試行錯誤で」

 そこまでした理由を「女性が、出産してもスポーツを続けられるという環境を整えていきたいという希望もありました」と語る田村氏は、見事に07年の世界選手権で7連覇を成し遂げた。「どうしても、この試合に勝たないといけない。負けてしまうと『あ、やっぱりね』『ほらね』となってしまうので、経験のない大きな勝負でした」と心境を明かした。

 その翌年の北京五輪で3位に入り、オリンピックで5大会連続メダルという偉業を達成した田村氏。ずば抜けた素質と、不屈の精神をもって柔道と向き合っていた。

構成●THE DIGEST編集部

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