「東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)」で3連覇中の青山学院大は、"大学3大駅伝"の「第38回出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)」で関東勢最下位の11位、「第58回秩父宮賜杯 全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)」では4位だった。両大会とも大会新で圧勝した早稲田大に完敗し、初優勝以来13大会で9回制した箱根駅伝でも劣勢がささやかれている。箱根駅伝で優勝経験のあるランナーも、同様の見解を示した。
東海大で箱根駅伝の6区を3度走り、3年次に同大初の総合優勝に貢献した中島怜利(TRIGGER Athlete Club)が、自身のYouTubeチャンネルで「優勝は非常に厳しい。今年の箱根駅伝は、だいぶ苦しい戦いになるのではないでしょうか」と切り出す。
理由の1つ目には出雲駅伝、全日本大学駅伝を合わせ、区間賞が1人のみだった点を挙げる。しかも全日本大学駅伝の1区(9.5キロ)で椙山一颯(2年)が獲得したものの、中島は「いちばん箱根と関係ないです」とし、以下のように続けた。
「20キロを、しっかりと耐えて淡々とつないでいくのが、箱根駅伝です。(全日本大学駅伝)4区から8区の後半区間だったら、1人で走る、単独走でリズムを刻んでいくところを評価できるんですけど。集団走で、ラストのダッシュだけで区間賞を取った椙山選手。あの走りは、箱根駅伝とは全く別のレースなので、評価するのは難しいです」
2点目には上級生を挙げ、「いまいち物足りないです」と指摘した。箱根駅伝のエース区間である2区(23.1キロ)は前回大会で1時間06分29秒の区間10位だった飯田翔大(3年)がいるものの、1区と3区で好走できそうな選手がいないという。
中島は、1年次の箱根駅伝で10区区間賞で優勝のゴールテープを切った小河原陽琉(3年)や、全日本大学駅伝でロング区間の7、8区を託された平松享祐、鳥井健太といった4年生でがいるものの、いずれも「1区、3区、誰が行く?という感じです」と、いずれも優勝争いをできるほどの力はないと見立てる。
3つ目には、石川浩輝(2年)の存在を提示。出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに前半の主要区間を走ったものの、箱根駅伝では前回、57分15秒の区間3位と好走した"山下り"の6区が濃厚とされている。
「主要区間をはめる1つのピースが抜けます」と表現する中島は、「今年の青山学院、本当にピースが足りていないです。去年以上の走りができるか微妙なうえに、(前回5区で首位奪還した)黒田朝日という"大砲"もいないわけです」と述べた。
11月8日に行なわれる「第21回世田谷246ハーフマラソン」と「第40回宮古サーモン・ハーフマラソン大会」、22日の「MARCH対抗戦2026」(距離は10000メートル)の結果次第で「昨年とタイムを比べていけば、だいたい今年の青山学院の調子、出来、仕上がりは、想像がつきます」という中島は、「現状は3番も入らないと思っています」と、現時点での予想を結論付けた。
構成●THE DIGEST編集部
【動画】"山下り"のスペシャリスト中島怜利が全日本大学駅伝の話題を解説
東海大で箱根駅伝の6区を3度走り、3年次に同大初の総合優勝に貢献した中島怜利(TRIGGER Athlete Club)が、自身のYouTubeチャンネルで「優勝は非常に厳しい。今年の箱根駅伝は、だいぶ苦しい戦いになるのではないでしょうか」と切り出す。
理由の1つ目には出雲駅伝、全日本大学駅伝を合わせ、区間賞が1人のみだった点を挙げる。しかも全日本大学駅伝の1区(9.5キロ)で椙山一颯(2年)が獲得したものの、中島は「いちばん箱根と関係ないです」とし、以下のように続けた。
「20キロを、しっかりと耐えて淡々とつないでいくのが、箱根駅伝です。(全日本大学駅伝)4区から8区の後半区間だったら、1人で走る、単独走でリズムを刻んでいくところを評価できるんですけど。集団走で、ラストのダッシュだけで区間賞を取った椙山選手。あの走りは、箱根駅伝とは全く別のレースなので、評価するのは難しいです」
2点目には上級生を挙げ、「いまいち物足りないです」と指摘した。箱根駅伝のエース区間である2区(23.1キロ)は前回大会で1時間06分29秒の区間10位だった飯田翔大(3年)がいるものの、1区と3区で好走できそうな選手がいないという。
中島は、1年次の箱根駅伝で10区区間賞で優勝のゴールテープを切った小河原陽琉(3年)や、全日本大学駅伝でロング区間の7、8区を託された平松享祐、鳥井健太といった4年生でがいるものの、いずれも「1区、3区、誰が行く?という感じです」と、いずれも優勝争いをできるほどの力はないと見立てる。
3つ目には、石川浩輝(2年)の存在を提示。出雲駅伝、全日本大学駅伝ともに前半の主要区間を走ったものの、箱根駅伝では前回、57分15秒の区間3位と好走した"山下り"の6区が濃厚とされている。
「主要区間をはめる1つのピースが抜けます」と表現する中島は、「今年の青山学院、本当にピースが足りていないです。去年以上の走りができるか微妙なうえに、(前回5区で首位奪還した)黒田朝日という"大砲"もいないわけです」と述べた。
11月8日に行なわれる「第21回世田谷246ハーフマラソン」と「第40回宮古サーモン・ハーフマラソン大会」、22日の「MARCH対抗戦2026」(距離は10000メートル)の結果次第で「昨年とタイムを比べていけば、だいたい今年の青山学院の調子、出来、仕上がりは、想像がつきます」という中島は、「現状は3番も入らないと思っています」と、現時点での予想を結論付けた。
構成●THE DIGEST編集部
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