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「今アスリートがファーストに行動すべき」バレーボール石川祐希が五輪延期を受け、自身のインスタグラムを更新。ファンから絶賛コメントが殺到

THE DIGEST編集部

2020.03.26

バレーボール日本代表の石川祐希が、東京五輪の延期を受け、その想いをインスタグラムで披露。(C)Getty Images

 バレーボール日本代表の石川祐希が、東京五輪の延期を受け、その想いを自身のインスタグラムで綴った。

 石川は五輪の延期を受け、「新型コロナウイルスの感染状況が深刻化するイタリアで現在生活をしている自分としては、世界中で多くの人が苦しんでいたり、通常の生活がおくれていない現状や、所属するリーグを含めてほとんどのスポーツイベントが開催できない中では、考えられる判断だと思いました。今は、世界中の人が、健康で安全に生活できるようになることが第一だと思います」と、コロナ禍にあるイタリアの状況を踏まえ、コメントした。

 続けて、「今回のニュースを見て、オリンピックは、世界中のたくさんの方の思いや力が集まって、僕たちアスリートに最高の舞台をつくってくださっていることを改めて実感しています。大変なのは決して僕たちアスリートだけではなく、携わるすべての方にとって、延期の影響や代償は計り知れないものだと思います。 だからこそ、『アスリートファースト』ならば、今アスリートがファーストに行動すべきだと思います。 自分自身もまだ何をして良いか、何をするべきか正直イメージがつかない部分もありますが、周りにいてくださる方々のお力を借りながら、できることを一つずつ行動していきたいです」と、アスリートが先頭に立つ…という意味合いのメッセージを送る。
 
 そして最後には、「時期が先になってしまっても、僕個人にとっての、オリンピックの位置づけや目標は変わりません。『これまで自分に関わってくれた方々へ、結果で恩返しをする』という目標に向かって、そして、延期になったオリンピックをより良いものにすること、より高いパフォーマンスでプレーをし、たくさんの方にスポーツの力を感じていただけるように、日本代表選手としてオリンピックの舞台に立つためのやるべき準備を続けていきます」と今後の抱負を綴った。

 この投稿をチェックしたファンからは「スポーツに対する姿勢、考え方尊敬します」「立派なお考えをお持ちで本当に尊敬します!!」「前向きに目標に向かう姿勢に感動しました」「なかなか言える言葉じゃない。言えるところが凄い」といった石川の考え方を称賛するコメントが数多く寄せられた。

 まずは新型コロナウイルスが終息し、大舞台で活躍する石川のプレーが見れることを心待ちにするばかりだ。

構成●THE DIGEST編集部

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