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モータースポーツ

「すごい胸の筋肉!!」「グッドシェイプのチャンピオン」MotoGPマルケスが汗だくでエアロバイクを漕ぐ筋肉美フォトにファン歓喜!

甘利隆

2020.03.26

開幕戦が遅れている状況だが、自宅で猛トレーニングに励んでいるマルク・マルケス。(C)Getty Images

開幕戦が遅れている状況だが、自宅で猛トレーニングに励んでいるマルク・マルケス。(C)Getty Images

 シーズンオフに脱臼癖を防ぐため行なった、右肩手術からの回復の遅れが心配されているMotoGPのマルク・マルケスが、自宅でのトレーニング風景をSNSに投稿した。

 自転車競技用のビブショーツを着て、エアロバイクを汗だくになって漕ぐ“8回チャンピオン”の画像を見たファンからは「グッドシェイプのチャンピオンに会えてうれしい!」「マルク、強くあれ!」「トレーニングを続け、みんなを笑顔にしてください」「すごい胸の筋肉!!」と応援の声が多数集まった。

 また、マルケスの後ろに映り込んでいるトレーニングルームに飾られているヘルメットやレーシングスーツに気付き、「後ろにはいくつヘルメットがありますか?」「配るつもりはないの?」とそれらのお宝アイテムに心奪われる人もいた。
 
 ちなみに画像からは、手術痕と思われる赤い傷が、右肩の前側に確認できる。コーナー進入でマシンをねじ伏せるようなライディングを強いられるホンダRC213Vを自在に操るには、ハンドルをしっかり押さえ込める強靭が上半身が不可欠だ。

 マルケス自身も「僕は乗りにくくても速く走れるマシンが欲しい」「(2019年にチームメイトだったホルヘ・ロレンソに対して)彼はレースを戦うことじゃなく、ホンダのマシンに恐れを抱いていた」とその操縦の難しさを認める発言をしている。2020年型マシンは新しいミシュラン・タイヤとの相性もあり、フロントのフィーリングがより悪化しているとの話もある。

 新型コロナウイルスの影響でMotoGPクラスの開幕が大幅にずれ込み(現時点では5月のスペインGPになる予定)、その期間をマルケスの怪我の回復とマシンの開発に当てられるホンダにとっては有利に働くのでは? との憶測もあったが、ファクトリーが稼働できないイタリアのドゥカティやアプリリア等の欧州メーカーのことを考慮してか、エンジン及びエアロダイナミクスの開発は、当初から予定されていた開幕戦のカタールGP時点で凍結するとFIM(国際モーターサイクリズム連盟)から各メーカーへと改めて通達された。

 自国スペインでは新型コロナウイルスによる死者数が3千人を超え、政府からの緊急事態宣言により自宅待機を強いられているマルケス兄弟。トレーニング以外にも愛犬達との時間を過ごしたり、有意義に過ごしている様子だ。

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文●甘利隆
著者プロフィール/東京造形大学デザイン科卒業。都内デザイン事務所、『サイクルサウンズ』編集部、広告代理店等を経てフリーランス。Twitter:ama_super
 
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