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「本音としては、ホっとしている」競泳・入江陵介、東京五輪延期と日本選手権の中止を受けて率直な想いを吐露

THE DIGEST編集部

2020.03.26

競泳界のベテラン入江陵介が、東京五輪延期を受け率直な想いを打ち明けた。(C)Getty Images

 ロンドン五輪銀メダリストの競泳・背泳ぎの入江陵介が、東京五輪の延期と代表選考を兼ねた日本選手権の中止を受け、自身の想いをSNSに投稿。さらに、公式ファンアプリの動画で現在の心境を語った。

「一度張り詰めた心を切らすことなく、ほんのすこし緩めて、前だけをみて1日1日を大切にしていく」とSNSに綴った入江は、公式アプリの動画で「本音としては、ホっとしている」と語り始め、「(新型コロナウイルスの影響で、)海外の選手を見ても練習できていない選手が多い。今年開催することで、公平なレースになってしまうので、延期になったことは良かった」とコメント。張り詰めていた緊張から解放され、「ここ何日間かは、1回リフレッシュしたい」とも述べた。
 
 五輪の舞台を2度経験しているベテランも、新型コロナウイルスによる今回の非常事態には心労が絶えなかったようだ。SNSに寄せられた「入江選手のオリンピックでの活躍を楽しみにしてます!!!」「応援してます!」「入江くんの綺麗な泳ぎを又見れる日を楽しみにしてます」といった応援メッセージには、大いに励まされたことだろう。

 近年、若い力が台頭する競泳界の中でも、存在感を維持する入江。先のスケジュールは見えないが、上手くコンディションを合わせ、再び五輪の大舞台で輝く姿を見せてもらいたい。

構成●THE DIGEST編集部

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