２大会連続の五輪出場を目指す新体操の皆川夏穂が、東京五輪の延期を受けて想いを綴り、リボンの演技動画とともにインスタグラムに投稿した。

「東京オリンピックが１年ほど延期になってしまったけれど、今よりももっと強くなるための時間を貰うことが出来たので、また新たな気持ちで来年に向けて頑張っていきたいと思います」とコメントし、最後に「I wish for world peace and health」と英語で綴った。
  　この投稿をチェックしたファンからは「まったくマイナスの発言をせず前向きな発言、我々としては全力で応援する想いがますます強くなりました」「ゴールは遠いほど大きな歓びが待っているから！！」「パワーアップして良い結果に繋がるよう応援します」といったエールが数多く寄せられた。

　また、動画では見事なリボンの演技を披露。「動画素敵です」「とても美しくてパワフルなビデオですね」といった絶賛の言葉が相次ぎ、芸能人の武井壮さんも「すっげえ」とコメントを寄せた。

　皆川は2017年の世界選手権で銅メダルを獲得し、日本勢では1975年大会の平口美鶴以来、42年ぶりとなる快挙を成し遂げた日本のエースだ。右足に慢性的な故障を抱えているものの、動画での演技を見る限り、コンディションに大きな問題はないように映る。

　皆川にとって東京五輪は、ひとつの集大成と言える檜舞台。来るべき時に備えて「今よりももっと強くなるための時間」を有効活用し、その美しい演技に磨きをかけてくれるはずだ。

構成●THE DIGEST編集部

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