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格闘技・プロレス

「奇跡の遺伝子」「全盛期の親父だ」ミルコ・クロコップ息子がハイキックを披露! 父親譲りのフォームにファン熱狂

THE DIGEST編集部

2020.03.28

ヒョードル(左)をはじめとする猛者たちをリングに沈めてきたミルコの左足のハイキックはいまだ健在だ。(C) Getty Images

ヒョードル(左)をはじめとする猛者たちをリングに沈めてきたミルコの左足のハイキックはいまだ健在だ。(C) Getty Images

 日本で愛された“ターミネーター”が注目を集めている。

 昨年3月に脳卒中であるとの診断を受け、現役引退を表明したミルコ・クロコップが、現地時間3月26日に自身のインスタグラムを更新。長男のイバン君とのトレーニング模様を公開し、ファンの熱狂を誘った。

 往年の必殺技はいまだ健在だ。「日本」の文字と日の丸が壁に描かれたトレーニング場で、サンドバックと向かい合ったミルコは、K-1やPRIDEで活躍した当時を彷彿とされる左足のハイキックを炸裂。スピード感こそやや衰えは感じられたが、「バシンッ!」と鳴り響いたサンドバッグの重低音が、その衝撃を物語っている。

 他を圧倒する最強ストライカーとして、K-1ではピーター・アーツやマーク・ハント、PRIDEではエメリヤーエンコ・ヒョードルやアントニオ・ロドリゴ・ノゲイラら歴戦の猛者たちと激闘を繰り広げてきたミルコ。そんな往年のファイターが見せたハイキックに歓喜したファンからは、「この足は殺人級」「まだやれる」「こんな屈強な45歳は見たことない」とコメントが相次いだ。

 ただ、ファンからの関心を最も集めたのは、父の後に登場したイバン君だった。

 ミルコに続いて、サンドバッグ打ちに挑戦したイバン君も、左ハイキックを繰り出したのだが、その立ち姿が父親ソックリなのだ。親の背中を見て子は育つとはよく言ったものである。

 父親譲りの強烈な蹴りを披露したイバン君には、ファンからも多くの関心が寄せられ、コメント欄には次のようなメッセージが殺到した。

「奇跡の遺伝子。偉大なる息子だ」
「まったく父親と同じフォームだ」
「全盛期の親父だ」
「父親のようなチャンプになれる」
「まさに原石だ」
「DNAは裏切らない」
「今すぐ格闘家にすべき」
「早くリングで見たい」

 引退に際して、地元メディアで、「私の息子には格闘家にはなってほしくない。できることならサッカー選手になってもらいたい」と発言していたミルコだが、イバン君は近い将来リングに立つことがあるのだろうか。

構成●THE DIGEST編集部
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