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格闘技・プロレス

WWEアスカ、シングル完勝で巻き返しを図る!王座戴冠のマッキンタイアは同じ日に実は防衛も果たしていた!

どら増田

2020.04.07

モーガンに勝利し、シングルの可能性を見せたアスカと、WWE戴冠&防衛を同じ日に果たしていたマッキンタイア。(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

モーガンに勝利し、シングルの可能性を見せたアスカと、WWE戴冠&防衛を同じ日に果たしていたマッキンタイア。(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは日本時間4月7日(日本時間)、フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターで開催した主力ブランドのロウを世界配信した。
 
 5日に開催されたレッスルマニアで、カイリ・セインと保持していたWWE女子タッグ王座から陥落したアスカが、ロウのオープニング戦マッチに登場し、リブ・モーガンとシングルマッチで対戦した。

 序盤、「無理無理!やってみろや」といつものように大阪弁で挑発したアスカは、リブの髪を引っ張って攻撃すると、強烈なヒップアタックを叩き込んだ。さらにアスカがリブの顔面を挑発するように蹴り付けると、怒ったリブはダブル・ニーをアスカの顎に食らわし、クローズラインやダブル・ストンプを決めて意地の反撃を見せる。

 猛攻を食らったアスカは「このヤロー!」と厳しい表情で叫ぶと、アーム・バーからジャーマン・スープレックス、さらにシャイニング・ウィザードと大技を連発。最後は必殺のアスカロックで捕獲し、リブは堪らずタップアウト。アスカが巻き返しに向けて大きな完勝劇を見せつけることに成功した。

 今後はカイリとのタッグで行くのか?シングル路線で行くのか?注目されるところである。
 
 前日のレッスルマニアでWWE王座を戴冠したドリュー・マッキンタイアが、同日に“大巨人”ビック・ショーとの王座防衛戦に勝利していたことが発覚した。

 ブロック・レスナーを相手に大金星を挙げた新WWE王者マッキンタイアが、レッスルマニアのオンエア終了後、試合後のインタビューを受けると、「俺はレスナーのF5を受けるたびに怒りを貯めてクレイモアを叩き込んだ。そしてWWE王者になったんだ」と死闘となった王座戦を振り返った。

 しかし、ここでショーがいきなりレフェリーを連れて登場すると「お前から怒りを感じないな。感じるのは恐れだけだ」とマッキンタイアの顔を平手打ちにして挑発すると、まさかの試合開始。想定外のタイトルマッチとなってしまった。

 試合は序盤、ショーが2階からのボディスラムやヘッドバットでマッキンタイアに襲い掛かって自慢のパワーを披露したが、マッキンタイアが巨体のショーを抱えてボディスラムを決めると、この一発で形勢逆転。最後はマッキンタイアが一撃必殺のクレイモアをショーに叩き込んで勝負あり。

 マッキンタイアは1日2回のタイトルマッチで、WWE王座戴冠と防衛を果たすという歴史的な偉業を果たしたことにより、レッスルマニアでその驚異的な実力を証明した。マッキンタイア政権は長期政権になるかもしれない。

◆WWE ロウ◆
2020年4月7日(日本時間)
アメリカ・フロリダ州オーランド
WWEパフォーマンスセンター(無観客)
▼シングルマッチ
○アスカ(アスカロック)リブ・モーガン●

WWE『レッスルマニア36』大会終了後
2020年4月6日(日本時間)
アメリカ・フロリダ州オーランド WWEパフォーマンスセンター 無観客試合
▼WWE王座戦
<王者>○ドリュー・マッキンタイア(フォール勝ち)ビッグ・ショー●<挑戦者>
※クレイモア
※王者が初防衛に成功。

文・どら増田

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