マラソン・駅伝

「新型コロナウィルス研究機関などへ寄付」を宣言。“3代目山の神”、神野大地が誓う

THE DIGEST編集部

2020.04.10

“3代目山の神”、神野大地がYouTube活動で社会貢献をすると宣言。写真:朝日新聞社

 "3代目山の神"と呼ばれ、箱根駅伝を沸かせた神野大地が、自身のインスタグラムを更新。YouTubeチャンネルのエクササイズ動画とともに以下のように綴った。

「私たちアスリートは、とてつもない高い壁への挑戦、失敗、挫折、復活、勝利、限界を突破する姿を見せることにより、社会に希望をもたらし、顔も名前も知らない誰かの気持ちや行動に変化を与える職業です。現状、新型コロナウィルスによりオリンピック・パラリンピックが延期となり、各競技会も延期・中止となり私たちの"職場"がありません。しかし、アスリートも社会の一員であり、感染しない為の予防の徹底・感染させない・家にいることを呼びかけるなど、模範でありたいと考えています」とアスリートの定義と、今できることについてコメント。

「休校や在宅勤務で多くの方が運動不足になっているというデータも出ているそうです。運動不足になると、生活習慣病のリスクが高まってしまいます」と今の社会状況を踏まえ「そこで、アスリート=体の専門家として貢献できないかと思い、トレーナーの中野さんと自宅でできる運動をYouTubeにアップしましたのでご覧ください」と告知した。

 続けて、「微力ではありますが、この動画の収益は新型コロナウィルスの研究機関やしかるべき団体へ寄付させていただきます。寄付先は追ってご報告いたします」と自身のYouTube活動で社会貢献することを公表。ハッシュタグでは「#stayhealthy #stayathome #exerciseathome #アスリートにできること」と書き加えている。
 
 インスタグラムに投稿された動画は、神野のYouTubeチャンネル「1日1回で運動不足を解消!自宅で出来る10分エクササイズ!」の短縮版である。YouTubeにあげているオリジナルの動画では、トレーナーの中野さんが手順や運動量、さらにポイントなどを丁寧に説明している。

 この動画を見たファンは、「運動不足で太ってきたので やりたいと思います!」「めっちゃいい!」「やってみるよ!!」と、実際に挑戦してみようとするコメントが寄せられている。

 神野をはじめ今、多くのアスリートが、それぞれのSNSを通じて、自宅でできるトレーニングを紹介している。アスリートが今できることは限られてしまうが、これを機に競技では見たことのない一面や、一流選手ならではのトレーニング紹介などを今後も継続してもらいたい。

構成●THE DIGEST編集部 

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