世界最大のプロレス団体WWEは4月17日(日本時間)、ファームブランドNXTを世界配信した。
暫定NXTクルーザー級王座決定リーグ戦が幕を開けた。このリーグ戦には8選手がエントリー。グループAには、ジェイク・アトラス、トニー・ニース、ドレイク・マーベリック、KUSHIDAが、グループBには、アイザイア・"スウェーヴ"・スコット、ジャック・ギャラガー、エル・イホ・デル・ファンタズマ、戸澤陽がそれぞれブロック分けされている。
この日は、"スタミナモンスター"こと元クルーザー級王者の戸澤陽が暫定NXTクルーザー級王座決定リーグ戦初戦でアイザイア・スコットと対戦した。
両者チョップの応酬から戸澤が騙し討ちジャブやビックブーツを放って攻め込むと、スコットもエプロンの戸澤にハリケーンラナを決めて反撃する。さらに戸澤がオクトパスホールドからドラゴンスリーパーで締め上げ、抜け出したスコットが必殺のハウス・コールを決めるもカウント2にとどまる。
これに動揺したスコットを戸澤はターンバックルに叩き付けると、スピンキックから必殺のダイビングセントーンを決めて3カウント。見事スコットを撃破して暫定クルーザー級王座決定リーグ戦の初戦に勝利した。
試合後、戸澤は「とりあえず1勝できた。俺の身体が潰れるまで闘い続ける。そして勝ち続ける。3年前、クルーザー級のトーナメントで俺は負けた。その悔しさをずっと忘れてない。だから今年は絶対クルーザー級のチャンピオンに返り咲いてみせる」と王座奪還に闘志を燃やしている。決勝でKUSHIDAとの日本人対決が実現するか注目である。
新日本プロレスでプリンス・デヴィットとして、バレットクラブを結成したフィン・ベイラーが、以前襲撃を受けたインペリアムのファビアン・アイクナーwithマーセル・バーセルと対戦した。
ベイラーがドロップキックやファイナル・カットを決めて試合をコントロールすると、アイクナーはセコンドのバーセルが介入した隙にバックブリーカーを決めて攻め込んだ。
介入を繰り返すバーセルをベイラーが場外で捕まえるとスリング・ブレイドやジョン・ウーで蹴散らす。アイクナーのムーンサルトをかわし、クー・デ・グラから1916でアイクナーを沈めてカウント3。ベイラーは介入に苦戦しながらも因縁のアイクナーを撃破した。
試合後にベイラーは「これはこれから起こるプレビューみたいなものだ。今度会おう」とインペリアムでNXT UK王者ウォルターを挑発する。さらにベイラーはベルベティーン・ドリームとも舌戦を展開すると、次週のNXTで対戦を要求されて睨み合った。
シャーロット・フレアーがNXT女子王座になるなど、ロウやスマックダウンの主力選手がNXTに登場する機会が増えていることで、NXTをファームブランドと呼ぶことに違和感を覚えるようになってきている。WWEの意図が気になるところだ。
◆WWE NXT◆
2020年4月17日(日本時間)
アメリカ・フロリダ州ウインターパーク・フルセイル大学(無観客試合)
▼暫定NXTクルーザー級王座決定リーグ戦 Aブロック
○戸澤陽(フォール勝ち)アイザイア・スコット●
※ダイビングセントーン
▼シングルマッチ
○フィン・ベイラー(フォール勝ち)ファビアン・アイクナー●withマーセル・バーセル
※1916
文・どら増田
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暫定NXTクルーザー級王座決定リーグ戦が幕を開けた。このリーグ戦には8選手がエントリー。グループAには、ジェイク・アトラス、トニー・ニース、ドレイク・マーベリック、KUSHIDAが、グループBには、アイザイア・"スウェーヴ"・スコット、ジャック・ギャラガー、エル・イホ・デル・ファンタズマ、戸澤陽がそれぞれブロック分けされている。
この日は、"スタミナモンスター"こと元クルーザー級王者の戸澤陽が暫定NXTクルーザー級王座決定リーグ戦初戦でアイザイア・スコットと対戦した。
両者チョップの応酬から戸澤が騙し討ちジャブやビックブーツを放って攻め込むと、スコットもエプロンの戸澤にハリケーンラナを決めて反撃する。さらに戸澤がオクトパスホールドからドラゴンスリーパーで締め上げ、抜け出したスコットが必殺のハウス・コールを決めるもカウント2にとどまる。
これに動揺したスコットを戸澤はターンバックルに叩き付けると、スピンキックから必殺のダイビングセントーンを決めて3カウント。見事スコットを撃破して暫定クルーザー級王座決定リーグ戦の初戦に勝利した。
試合後、戸澤は「とりあえず1勝できた。俺の身体が潰れるまで闘い続ける。そして勝ち続ける。3年前、クルーザー級のトーナメントで俺は負けた。その悔しさをずっと忘れてない。だから今年は絶対クルーザー級のチャンピオンに返り咲いてみせる」と王座奪還に闘志を燃やしている。決勝でKUSHIDAとの日本人対決が実現するか注目である。
新日本プロレスでプリンス・デヴィットとして、バレットクラブを結成したフィン・ベイラーが、以前襲撃を受けたインペリアムのファビアン・アイクナーwithマーセル・バーセルと対戦した。
ベイラーがドロップキックやファイナル・カットを決めて試合をコントロールすると、アイクナーはセコンドのバーセルが介入した隙にバックブリーカーを決めて攻め込んだ。
介入を繰り返すバーセルをベイラーが場外で捕まえるとスリング・ブレイドやジョン・ウーで蹴散らす。アイクナーのムーンサルトをかわし、クー・デ・グラから1916でアイクナーを沈めてカウント3。ベイラーは介入に苦戦しながらも因縁のアイクナーを撃破した。
試合後にベイラーは「これはこれから起こるプレビューみたいなものだ。今度会おう」とインペリアムでNXT UK王者ウォルターを挑発する。さらにベイラーはベルベティーン・ドリームとも舌戦を展開すると、次週のNXTで対戦を要求されて睨み合った。
シャーロット・フレアーがNXT女子王座になるなど、ロウやスマックダウンの主力選手がNXTに登場する機会が増えていることで、NXTをファームブランドと呼ぶことに違和感を覚えるようになってきている。WWEの意図が気になるところだ。
◆WWE NXT◆
2020年4月17日(日本時間)
アメリカ・フロリダ州ウインターパーク・フルセイル大学(無観客試合)
▼暫定NXTクルーザー級王座決定リーグ戦 Aブロック
○戸澤陽(フォール勝ち)アイザイア・スコット●
※ダイビングセントーン
▼シングルマッチ
○フィン・ベイラー(フォール勝ち)ファビアン・アイクナー●withマーセル・バーセル
※1916
文・どら増田
【PHOTO】蘇るあの頃!アントニオ猪木さんが闘魂注入!往年の達人レスラーが大集合!