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格闘技・プロレス

WWE・中邑真輔、ストローマンとの対戦に沈む。白熱するカブキ・ウォリアーズvsアレクサ&ニッキー戦!

どら増田

2020.04.11

中邑(左)に対してパワーを見せつけたストローマン(右)<br />
(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

中邑(左)に対してパワーを見せつけたストローマン(右)
(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは日本時間4月11日、フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターにて行なわれたスマックダウンを世界配信した。
 
 オープニングには『レッスルマニア36』でWWEユニバーサル王座を奪取したブラウン・ストローマンが登場。「チャンスがドアをノックした時、俺はゴールドバーグを倒してユニバーサル王者になったぞ」とレッスルマニアを振り返ると、そこへ日本人スーパースター中邑真輔が姿を現した。

 中邑は「お前のドアをノックしに来た」と挑発し、「俺の拳を食らうことになる」と挑発を仕返すストローマンにハイキックを放って両者によるノンタイトル戦が決定した。

 メインイベントで2人が対戦すると中邑は華麗なステップで攻撃を避けて襲い掛かったが、ストローマンはビックブーツから中邑を場外に投げ飛ばしてそのパワーを見せつけた。

 中邑もスピンキックからセコンドのセザーロがアッパーカットでアシストしたところでヒザ蹴りを放つもカウント2。さらに必殺のキンシャサを叩き込んだが、これをカウント2で返したストローマンが、一撃必殺のランニングパワースラムを最後に中邑に決めて3カウントとなる。

 中邑は王者ストローマン相手に無念の敗戦となり、チャンスを逃した。試合後、突如ファイアフライ・ファンハウスのワイアットが現れて「取り返したいものがある。お前の肩にあるだろ」と王座ベルトを指差して王座挑戦を表明すると、ストローマンも「いつでも挑戦を受ける準備はできている」と返答。今後はこの2人が抗争に突入しそうだ。
 
 日本人女子スーパースターコンビのカブキ・ウォリアーズ(アスカ&カイリ・セイン)と、アレクサ・ブリス&ニッキー・クロスが、『レッスルマニア36』のリターンマッチとなるWWE女子タッグ選手権を行なった。

 王座奪還を狙うカイリはゴングと同時にドロップキックからターンバックルにアレクサを叩き付けると、アスカもアシストしてかかと落としやドロップキックの連携攻撃で攻め立てた。

 さらに場外でヒップアタックを決めて勢いに乗るアスカが「いつでもやったるわ。こいや!」と挑発すると、奮起したニッキーが解説席からクロスボディを決めて反撃。アスカも負けじとアスカロックでニッキーを捕まえたが、アレクサがカットして白熱の攻防を展開した。

 しかし、試合終盤にアレクサがコーナートップからの豪快なツイステッドブリスをアスカ&カイリに叩き込むと、最後はアレクサの平手打ちからニッキーがツイスティング・ネックブリーカーをカイリに決めて3カウント。

 カブキ・ウォリアーズは善戦するも王座奪還ならず、アレクサ&ニッキーが王座防衛に成功した。しかし、今回も好勝負を繰り広げたことで、こちらの抗争はまだまだ続く可能性が高いと言っていいだろう。

◆WWE スマックダウン◆
2020年4月11日(日本時間)
アメリカ・フロリダ州オーランド
WWEパフォーマンスセンター(無観客)
▼シングルマッチ
○ブラウン・ストローマン(片エビ固め)中邑真輔●
※ランニングパワースラム

▼WWE女子タッグ選手権試合
<王者組>アレクサ・ブリス&○ニッキー・クロス(フォール勝ち)アスカ&カイリ・セイン●
※ ツイスティング・ネックブリーカー
※王者組が防衛に成功、

文・どら増田

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