世界最大のプロレス団体WWEは日本時間4月10日、ファームブランドNXTを世界配信した。
先日開催された年間最大イベント『レッスルマニア36』(アメリカ・フロリダ州オーランド WWEパフォーマンスセンターで開催)で、世界王者を16回戴冠した“ネイチャーボーイ”リック・フレアーの実娘で、女子版ロイヤルランブル覇者のシャーロット・フレアーが、NXT女子王者リア・リプリーに挑戦した。
主力ブランドであるロウやスマックダウンに昇格した選手が、ファームブランドであるNXTのタイトルに挑戦するのは極めて異例であり、シャーロットはNXT時代の2014年に同王座を獲得しているが、シャーロットはロウやスマックダウンのベルトではなく、NXTのベルトを指名したのだ。
この試合でシャーロットは、父親譲りの膝の一点攻めでリアを圧倒し、最後は必殺のフィギュア・エイトで締め上げると、リアが悲痛な表情でシャーロットの足を叩いてタップアウト。シャーロットが5年ぶりとなるNXT女子王座への返り咲きを果たしている。
シャーロットに奪われたNXT女子王座を奪い返すべく、この日は日本人女子スーパースターで、スターダムの絶対王者だった紫雷イオが、6人で競われるNXT女子王座挑戦者決定ラダーマッチに出場した。
イオはゴングと同時に因縁のキャンディス・レラエに襲い掛かると、ダブル・ニーを叩き込み、試合中盤にはティーガン・ノックスと日本でもお馴染みのミヤ・イムにミサイルキック、さらにキャンディスへフラップジャックを決めると、ブリーフケースを狙ってラダーをリングに運んだ。
その後も、因縁のイオとキャンディスがジャーマンスープレックスの応酬など終始火花を散らすと、試合終盤にはラダー上の殴り合いに発展。
最後はイオがサミング(目潰し)でキャンディスの視界を奪ってラダーに突き落とすと、そのまま天井にぶら下がったブリーフケースを奪取。激闘のラダー戦を制した。
これでNXT女子王座挑戦権を獲得し、新王者である“女王”シャーロットに挑むことになったイオは「このイオ紫雷様が一番なんだ」とリングで高笑いして喜びを爆発させると、バックステージでは「見たか!このイオ紫雷様がチャンピオンへの挑戦権を手に入れたぞ。次は必ずベルト!チャンピオンになるところを見せてやるからな。イオ紫雷ナンバーワン!」と大一番の王座戦に向けて闘志を燃やした。
ツイッターではブリーフケースを手にした写真とともに「I got it! Wooo!!!!!」とツイートしたイオ。シャーロットは2年前の『レッスルマニア34』で、それまで無敗だったアスカを破り、スマックダウン女子王座を奪取した実力派だが、NXTでシャーロットに通用するのは、イオ以外に見当たらないのが現状なだけに、一発獲りに期待したい。
◆WWE NXT◆
2020年4月10日(日本時間)
会場非公表(無観客)
▽NXT女子王座挑戦者決定ラダーマッチ
○紫雷イオ(ブリーフケース奪取)キャンディス・レラエ●、ミア・イム●、ダコタ・カイ●、ティーガン・ノックス●、チェルシー・グリーン●
※紫雷イオが次期挑戦権を獲得
文・どら増田
【PHOTO】女子プロレスのスターダム「シンデレラトーナメント」ドレス姿を披露したのは…⁉
先日開催された年間最大イベント『レッスルマニア36』(アメリカ・フロリダ州オーランド WWEパフォーマンスセンターで開催)で、世界王者を16回戴冠した“ネイチャーボーイ”リック・フレアーの実娘で、女子版ロイヤルランブル覇者のシャーロット・フレアーが、NXT女子王者リア・リプリーに挑戦した。
主力ブランドであるロウやスマックダウンに昇格した選手が、ファームブランドであるNXTのタイトルに挑戦するのは極めて異例であり、シャーロットはNXT時代の2014年に同王座を獲得しているが、シャーロットはロウやスマックダウンのベルトではなく、NXTのベルトを指名したのだ。
この試合でシャーロットは、父親譲りの膝の一点攻めでリアを圧倒し、最後は必殺のフィギュア・エイトで締め上げると、リアが悲痛な表情でシャーロットの足を叩いてタップアウト。シャーロットが5年ぶりとなるNXT女子王座への返り咲きを果たしている。
シャーロットに奪われたNXT女子王座を奪い返すべく、この日は日本人女子スーパースターで、スターダムの絶対王者だった紫雷イオが、6人で競われるNXT女子王座挑戦者決定ラダーマッチに出場した。
イオはゴングと同時に因縁のキャンディス・レラエに襲い掛かると、ダブル・ニーを叩き込み、試合中盤にはティーガン・ノックスと日本でもお馴染みのミヤ・イムにミサイルキック、さらにキャンディスへフラップジャックを決めると、ブリーフケースを狙ってラダーをリングに運んだ。
その後も、因縁のイオとキャンディスがジャーマンスープレックスの応酬など終始火花を散らすと、試合終盤にはラダー上の殴り合いに発展。
最後はイオがサミング(目潰し)でキャンディスの視界を奪ってラダーに突き落とすと、そのまま天井にぶら下がったブリーフケースを奪取。激闘のラダー戦を制した。
これでNXT女子王座挑戦権を獲得し、新王者である“女王”シャーロットに挑むことになったイオは「このイオ紫雷様が一番なんだ」とリングで高笑いして喜びを爆発させると、バックステージでは「見たか!このイオ紫雷様がチャンピオンへの挑戦権を手に入れたぞ。次は必ずベルト!チャンピオンになるところを見せてやるからな。イオ紫雷ナンバーワン!」と大一番の王座戦に向けて闘志を燃やした。
ツイッターではブリーフケースを手にした写真とともに「I got it! Wooo!!!!!」とツイートしたイオ。シャーロットは2年前の『レッスルマニア34』で、それまで無敗だったアスカを破り、スマックダウン女子王座を奪取した実力派だが、NXTでシャーロットに通用するのは、イオ以外に見当たらないのが現状なだけに、一発獲りに期待したい。
◆WWE NXT◆
2020年4月10日(日本時間)
会場非公表(無観客)
▽NXT女子王座挑戦者決定ラダーマッチ
○紫雷イオ(ブリーフケース奪取)キャンディス・レラエ●、ミア・イム●、ダコタ・カイ●、ティーガン・ノックス●、チェルシー・グリーン●
※紫雷イオが次期挑戦権を獲得
文・どら増田
【PHOTO】女子プロレスのスターダム「シンデレラトーナメント」ドレス姿を披露したのは…⁉