格闘技・プロレス

WWE中邑真輔がグラックのMITB戦出場を阻止! ビンスが登場しトリプルHの25周年を祝福

どら増田

2020.04.25

中邑&セザーロの登場でコービンの勝利をアシスト。ブライアン&グラックとの遺恨がさらに激化した。(C)2020 WWE, Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは4月25日(日本時間・以下同)、アメリカ・フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターにて行なわれた主力ブランドのスマックダウンを世界配信した。
 
 5月11日に開催される次回PPV『マネー・イン・ザ・バンク(MITB)』のラダーマッチ予選としてドリュー・グラック(with ダニエル・ブライアン)とキング・コービンが対戦した。

 試合はコービンのパワーとグラックのテクニックがぶつかる白熱の攻防を展開。セコンドのブライアンが鼓舞する中、グラックがコービンを鉄製ステップに叩き付けて試合のペースを掴むと、なんとここで突如、中邑真輔&セザーロが登場し、セコンドのブライアンを襲撃する。

 その隙にコービンがグラックをポストに叩き付けると、エンド・オブ・デイズで沈めてMITBラダーマッチ出場を決めた。

 試合後には中邑&セザーロが倒れたグラックを捕まえると、コービンが自身の杖で強打して止めを刺し、中邑&セザーロとブライアン&グラックの遺恨がさらに激化した。ルセフが解雇されたため、ともに行動していた中邑&セザーロの動向が注目されていたが、コービンと結託したことで、ブライアン&グラックに大きなプレッシャーを与えたと言ってもいいだろう。
 
 エンディングにはWWEでのキャリア25周年を迎えたトリプルHが登場。すると、そこへ盟友ショーン・マイケルズが姿を現した。マイケルズが「お前のためにここに来た。25周年おめでとう!」と2人で25年間を振り返る。

 すると、妻ステファニー・マクマホンやリック・フレアー、ロード・ドッグといった縁のある人物が次々とテレビ電話に登場してトリプルHを祝福。さらにステージに義父であるビンス・マクマホン会長も姿を現して真面目に「愛してるぞ」とお祝いの言葉をトリプルHに伝えると、最後は照れ隠しのように「今日のお前のパフォーマンスは本当にひどいな。おやすみ」と言って会場が暗転となった。

 本来ならばもっと盛大に行なわれてもおかしくないセレモニーだが、トリプルHはとてもうれしそうだった。

◆WWE スマックダウン◆
2020年4月25日(日本時間)
アメリカ・フロリダ州オーランド WWEパフォーマンスセンター(無観客試合)
▼ MITBラダーマッチ予選 男子(出場者決定戦)
○キング・コービン(フォール勝ち)ドリュー・グラック●with ダニエル・ブライアン
※ エンド・オブ・デイズ

文●どら増田

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