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マラソン・駅伝

マラソン服部勇馬が中高生へメッセージ「仲間や先生と積み重ねた時間は決して無駄ではない」

THE DIGEST編集部

2020.05.01

五輪代表を内定させている服部。今回は、主要大会の中止に苦しむ中高生へエールを送った。(C)Getty Images

五輪代表を内定させている服部。今回は、主要大会の中止に苦しむ中高生へエールを送った。(C)Getty Images

 昨年9月の東京五輪のマラソン代表選考レース『MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)』で2位に入り、五輪の代表内定を獲得している服部勇馬が、インスタグラムで中高生へエールを送っている。

 同投稿でアップされた動画内で、服部は「皆さんが目指していた中総体、インターハイが中止となり、本当に辛い日々を過ごされていると思います」と話し始めると、「全国の舞台に立つべく日々練習されていた方、そしてこの夏を最後に新たな道を進まれる方、それぞれの夢舞台がなくなってしまった気持ちを思うと本当に残念です」と中高生の気持ちに寄り添った。

 そのうえで服部は、「ただ、これまで仲間や先生と積み重ねた時間は決して無駄ではなく、皆さんの貴重な財産であり、これからの人生の糧、心の支えとなってくれると思います」とコメント。「今は現実を受け止めることのできない状況かもしれませんが、皆さんが再び前を向き、歩みを進める日が来ることを願っています」と締めくくった。
 
 この投稿をチェックしたファンからは、

「後輩の皆さんには何よりの言葉だと思います」
「勇馬くんの言葉は本当に心に響きます どこまでも尊敬できる選手です」
「どうか中高生たちが、心折れても立ち直り、元気な姿で競技を続けてくれますように」
「素晴らしい気配り、ありがとうございます。服部選手の熱い思いに勇気をもらった人がたくさんいると思います。みんなで乗り切ろう!」

 などと服部の強く温かいメッセージを称賛する声が相次いでいる。

 全国中学校体育大会、全国高校総合体育大会といった大会の中止が相次いで報道されるなど、前例のない状況に直面するジュニアスポーツ界。これらの大会を目標に努力を重ねてきた選手にとっては非常に辛い年となってしまったが、服部の言うようにスポーツを通して得た“貴重な財産”を大切にしていってもらいたい。

構成●THE DIGEST編集部

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