格闘技・プロレス

DDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスが6月23日までの興行を中止。TVマッチは開催

THE DIGEST編集部

2020.05.08

6月23日までの試合を中止としたDDT。「どんな逆境であってもただでは転びません」と高木社長は強く語った。

 5月6日、DDTプロレスリングの高木三四郎社長がYoutubeの配信にて会見を行ない、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、6月23日までの、DDT、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの試合を中止とすることを発表した。

「楽しみにしていただいていた多くの皆様にはご迷惑をおかけするこことなりますが、感染の拡大を収束する上でこのような判断となりました」と、高木社長は苦渋の面持ちで語った。
 
 公演のチケットは、払い戻しや、同額ぶんのギフトカードと交換するとのことで、後のチケットや、グッズ購入に使用ができる。
 
 非常事態宣言が延長された現状では、仕方のない判断といえるが、DDTプロレスは、無観客によるTVマッチを5月からスタートさせており、楽しみにしているファンにはありがたいこと。
 
 その際の選手、スタッフの体調管理に関しては検温、報告を徹底し、収録に関わる全員の名簿も作成しているという。また、撮影クルーには防護服を着用させるなど、TVマッチであっても、気を抜かない感染対策を行なっている。

「エンターテインメント業界を取り巻く環境は非常に厳しい状況が続いております。しかしDDTグループはどんな逆境であってもただでは転びません、プロレスを続けていきます」と、高木社長は語気を強めた。
 
 6月28日以降の大会に関しては5月31日以降に開催可否を発表する予定となっている。

構成●THE DIGEST編集部