格闘技・プロレス

見た目が変わらない53歳『アメトーーク!』で脚光を浴びた小川良成が、注目のノアジュニア2日間で軍団再編!

どら増田

2020.05.12

2日間で軍団再編となったノアジュニア。スティンガー、RATEL'S、フルスロットルの3軍がリングで睨み合った。

 プロレスリング・ノアのノアTVマッチが、5月9日、10日と2日連続で放送され、ジュニアヘビー級戦線に大きな動きがあった。

 まず、9日のセミファイナルで、GHCジュニアタッグ選手権試合、チャンピオンチームのHAYATA&YO-HEYに、小川良成&鈴木鼓太郎が挑戦する。

 YO-HEYが顔面Gから、フィニッシャーであるスーパー顔面Gを放ち鼓太郎を固めると、なんとHAYATAがトラースキックでカット。小川とともにYO-HEYを急襲すると、2人はグータッチ。なんと裏切りだ。セコンドに付いていた同じRATEL'Sの原田大輔、タダスケともHAYATAは乱闘を演じたため、レフェリーはノーコンテストの裁定を下した。

 HAYATAは「ベルトは返上や!」と一方的にYO-HEYとの仲良し夫婦タッグの"離婚"とベルトの返上を宣言した。そしてタダスケがYO-HEYとのタッグで、ベルトを獲りに行く意思表示をする。小川は「こういうことだよ」と鼓太郎、HAYATAとともにコメント。同じスティンガーの小峠篤司がいなかったのが気になるところだったが、次の日にその理由が判明する。
 
 10日の第2試合で、スティンガーの鼓太郎&小峠と、杉浦軍ジュニアの大原はじめ&吉岡世起が対戦。試合はハイレベルな攻防の末、鼓太郎がエンドレスワルツで吉岡から3カウントを取り。スティンガーが勝利した。

 しかし、小峠は鼓太郎と握手すると見せかけて、ヘッドバットからキルスイッチでKO。マイクを握ると「俺は今、このときをもってスティンガーを脱退する。あんたは俺を必要としてないよな。HAYATAを入れることも、あんたが小川さんと組むことも俺は何も知らんかったぞ!」と鼓太郎に不満をぶつけると、続けて「お前らとやったらできるよ!俺ら3人組んで、新しいノアジュニアに風吹かすユニット作ろうやんけ」と大原&吉岡に共闘をアピールする。

 すると杉浦軍のNOSAWA論外が現れ、小峠を罵倒するも吉岡が延髄斬りで論外をKO!論外によってノアマットに参戦した吉岡だが、W-1最後のクルーザー級チャンピオンとしての実力を出せずにいただけに、これをチャンスと捉えたのだろう。小峠、大原、吉岡の3人で新ユニット、フルスロットルを結成した。