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格闘技・プロレス

NXT女子王者、紫雷イオの戴冠スペシャル映像配信。「今ここは私のディビジョンだ」

どら増田

2020.06.12

NXT女子王者を戴冠した紫雷イオのスペシャル映像が放送された。(C)2020 WWE,Inc. All Rights Reserved.

NXT女子王者を戴冠した紫雷イオのスペシャル映像が放送された。(C)2020 WWE,Inc. All Rights Reserved.

 世界最大のプロレス団体WWEは、日本時間6月12日、アメリカ・フロリダ州ウインターパーク・フルセイル大学で開催したファームブランドNXTを世界配信した。

“漆黒天女”紫雷イオのNXT女子王座初戴冠を祝して『NXTテイクオーバー:イン・ユア・ハウス』で行なわれた王座戦を振り返るスペシャル映像がNXTで公開された。

 イオが「私が次の王者になる!1人、2人、20人が相手だって私には問題じゃない」と言い放って映像がスタートすると、死闘となったトリプルスレットNXT女子王座戦のハイライト映像が流れた。続けて「勝利が空から降ってくる」というイオの言葉と共に必殺のムーンサルトが決まるとイオの王座初戴冠と自宅で歓喜に沸くWWEファンたちが映し出される。

 中邑真輔が「“天空の逸女”紫雷イオおめでとう!」、アスカが「おめでとうイオちゃん!イェーイ!チャンピオン!」と日本人スーパースター2人のお祝いコメントが流れ、続けてCBC SPORTS、Sports Illustrated、ESPNなど世界のメディアがイオの偉業を報道したと紹介した。映像の最後にイオは「私はこの王座を新たな高みに持っていく。今ここは私のディビジョンだ」と王者としての自覚と決意を示していた。アスカとリング上での再会はあるか?
 
 フィン・ベイラーがキャメロン・グライムスとNXTで再戦した。

 前回、ダミアン・プリーストの警棒襲撃が影響してグライムスに敗戦したベイラーは、強烈なチョップ連打やドロップキックで攻め込んだ。グライムスもクローズラインやターンバックルにベイラーを叩き付けて反撃したが、ベイラーがダブル・ストンプからスリング・ブレイド、ジョン・ウーと怒涛の連続攻撃で圧倒する。

 さらにグライムスのケイブ・インを避けたベイラーがリバース1916を決めると、最後はクー・デ・グラから1916をグライムスに炸裂させて3カウント。試合後、雪辱を果たしたベイラーは「NXT北米王座は奪取したことがない。キース・リー、俺に会いに来いよ」と王者リーを名指ししてNXT北米王座に照準を合わせた模様。ベイラーはしばらくNXTで闘いを繰り広げることになりそうだ。

◆WWE NXT◆
2020年6月12日配信(日本時間)
アメリカ・フロリダ州ウインターパーク・フルセイル大学
▼シングルマッチ
○フィン・ベイラー(片エビ固め)キャメロン・グライムス●
※1916

文●どら増田

【動画】紫雷イオのムーンサルト。そして中邑真輔、アスカのコメント等、エモーショナルな映像はこちら!
 
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