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格闘技・プロレス

棚橋弘至が「新日本プロレスが帰ってきました!」と雄叫び。映像でグランドマスター登場の予告も

どら増田

2020.06.15

負傷がちだった選手たちのテーピングもなく、明日からの『ニュージャパンカップ2020』に向けて復活をアピールした新日本プロレスの選手たち。(C)新日本プロレス

負傷がちだった選手たちのテーピングもなく、明日からの『ニュージャパンカップ2020』に向けて復活をアピールした新日本プロレスの選手たち。(C)新日本プロレス

「新日本プロレスが帰ってきました!」

 無観客試合ながら新日本プロレス110日ぶりの大会は、本隊の選手が入場し、棚橋弘至が代表して開口一番このように叫んだ。続けて「待っていてくれたファンの皆さんありがとうございます。今日は無観客試合という形ですが、またいつか皆さんと会場で会える日を夢見て、一歩ずつ頑張っていきます。皆さん画面の向こうから、声援を送ってください!」とメッセージを送る。

 オープニングマッチは、『ニュージャパンカップ2020』(NJC)にエントリーしている辻陽太とLA道場のゲイブリエル・キッドのヤングライオン対決。7kg増量したという辻はパワーで圧倒。最後は粘るキッドをスピアーから逆エビ固めで絞り上げるとギブアップ勝ち。辻はテレビカメラに向かって「お前に全力でぶつかって必ず勝利を掴んでやる!」とNJC1回戦で対戦する真壁を挑発した。

 第2試合は、NJC1回戦の前哨戦。石井智宏はエル・デスペラードと、上村優也は金丸義信と対戦した。ジュニアヘビーの上村だが、ひと目見ればわかるほどビルドアップされており、パワーではデスペ&金丸を圧倒する。

 その勢いにラフ殺法を混ぜながらインサイドワークで翻弄していくデスペ&金丸。中盤まで石井にタッチさせず上村をじっくりといたぶる。ドロップキックでこれを何とか切り抜けた上村は石井にタッチすると、石井は猛ラッシュをかける。以前は満身創痍だった石井だが、テーピングもなく、この自粛期間中はケアの時間に充てられたようだ。最後は上村がデスペのヌメロ・ドスにギブアップをしたが、石井はステージでスクワットをしてから退場している。
 
 第3試合はCHAOS&本間朋晃が、バレットクラブ日本残留組と対戦。飲食店を営んでいる矢野通は消毒液を持って入場した。NJC1回戦で邪道と対戦する矢野は、ソーシャルディスタンスを主張する。必要以上に「接触」しないスタンスの矢野。バレットクラブは石森太二が素晴らしい肉体美を披露。体格差のある後藤洋央紀相手にもトリッキーな動きで倒していく。YOSHI-HASHIも肩からテーピングが消えており、怪我をしていた選手にとっては、有意義な自粛期間だったのかもしれない。最後は高橋裕二郎が本間に高角度にピンプジュースを決めて3カウント。

 第3試合終了後、何者かが竹林を走る映像が流され「グランドマスター」を目指すためにというメッセージが…。一体誰がいつ現れるのだろうか?楽しみだ。

◆新日本プロレス◆
『Together Project Special』
2020年6月15日配信
会場非公表
▼シングルマッチ(15分1本勝負)
〇辻陽太(8分43秒 逆エビ固め)ゲイブリエル・キッド●
▼タッグマッチ(20分1本勝負)
石井智宏&●上村優也(12分57秒 ヌメロ・ドス)エル・デスペラード○&金丸義信
▼8人タッグマッチ(20分1本勝負)
後藤洋央紀&矢野通&YOSHI-HASHI&●本間朋晃(13分20秒 体固め)高橋裕二郎○&石森太二&邪道&外道
※ピンプジュース

文●どら増田

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