世界最大のプロレス団体WWEは6月20日（日本時間）、アメリカ・フロリダ州オーランドのWWEパフォーマンスセンターにて行なわれた主力ブランドのスマックダウンを世界配信した。

　中邑真輔＆セザーロがスマックダウンタッグ王者ニュー・デイ（コフィ・キングストン＆ビッグE）を急襲して不満を爆発させた。

　この日は、ニュー・デイがルチャ・ハウス・パーティ（グラン・メタリック&リンセ・ドラド）と対戦。キングストン＆ビッグEがミッドナイトアワーでドラドを沈めて完勝し、WWEタッグ王者チームとして余裕の試合運びを展開した。

　しかし、試合終了と同時に王座を狙う中邑＆セザーロが、王者ニュー・デイを襲撃。中邑がビックEに強烈なキンシャサを叩き込むと、セザーロはキングストンを捕まえてターンバックルに叩き付けた。さらに中邑はセザーロのジャイアントスイングで旋回するキングストンに必殺のキンシャサを叩き込んでKOする。中邑＆セザーロはやりたい放題だ。
  　リングを降りたセザーロは中邑とともに「もううんざりだ。俺たちは先週ニュー・デイを倒しているのにこの扱いはなんだ」と解説者たちに溜まっていたフラストレーションを爆発させてその場を後にした。

　シングル戦線がひと段落している中邑だが、WWEでは未知なる領域となるタッグ王座に照準を絞った模様。挑戦が決まるまで無法乱入を続けることだろう。

◆WWE スマックダウン◆
2020年6月20日配信（日本時間）
アメリカ・フロリダ州オーランド WWEパフォーマンスセンター（無観客試合）
▼タッグマッチ
コフィ・キングストン＆○ビッグE（片エビ固め）グラン・メタリック＆リンセ・ドラド●
※ミッドナイトアワー

文●どら増田

【動画】セザーロのジャイアントスイングから、中邑のキンシャサ！