新日本プロレスは23日、32選手が参加しているトーナメント『ニュージャパンカップ2020』(NJC)の1回戦を動画配信サービス新日本プロレスワールドで世界生配信した。
オープニングマッチでは、YOHとBUSHIによるNJC唯一の1回戦ジュニアヘビー級対決。両者の対戦成績は1勝1敗。お互いにパートナーがヘビー級の選手を倒して2回戦進出を決めているだけに、負けられないところ。ジュニアらしいスピーディーな目まぐるしい攻防を繰り広げた2人だが、最後は旋回式コードブレイカー、コードブレイカーと連発したBUSHIが、エムエックスを決めてカウント3。2回戦進出を決めている。
第2試合では、天山広吉とYOSHI-HASHIが対戦。ベテランの天山がモンゴリアンチョップを効果的に使いながら、試合を優位に進めるもこの自粛期間中に、負傷していた右肩の状態が良くなったYOSHI-HASHIのコンディションの良さが目立つ。最後はアナコンダバイスをバタフライロックで切り返したYOSHI-HASHIがギブアップ勝ち。天山のかつてのポスである蝶野正洋の必殺技で、先輩越えを果たした。
セミファイナルでは後藤洋央紀と高橋裕二郎が対決。タイトル戦線から離れている後藤と、かつてのパートナー内藤との差が開いてしまった裕二郎。どちらにとってもこのトーナメントはチャンス。後藤はNJCに強く、決勝に5回進出し、3回優勝を果たしている。
裕二郎はバレットクラブの邪道をセコンドに帯同。パワーで押す後藤だが、邪道が巧みに介入して来る。しかし、最後は裕二郎と邪道が誤爆。邪道の存在が裏目となり、ヘッドバット、GTW、GTRと畳み掛けた後藤が粘る裕二郎を葬っている。試合後、後藤は「イメージ通りだね」とこの試合に満足したようだ。
メインイベントでは、小島聡とEVILが対戦。2.20東京・後楽園ホール大会で、タッグ対決ながら小島がラリアットでEVILから3カウントを奪っており、小島がシングルでの対戦を要求。EVILも断る理由があるわけもなく、3月に予定されていたNJCでも1回戦で、両者の対戦はラインナップされていた。
小島はさらに体をビルドアップしており、自粛期間中にケアもしっかりできた模様。動きの節々からコンディションの良さがうかがえる。一方のEVILも昨年の『G1クライマックス』から、リーグ戦やトーナメントとユニットは別物という考えを明らかにしており、優勝してロスインゴの盟友であるIWGP2大チャンピオン内藤哲也の首を狙っているのは言うまでもない。見応え十分なヘビー級対決となったこの一戦。ど迫力な攻防の末、最後はEVILが、小島にEVILを決めて勝利。リベンジに成功している。
試合後、EVILは「この俺が今年のNJC!何がなんでも優勝してやる!よく覚えとけ!」とマイクアピール。バックステージでは、内藤の名前も出して、IWGP二冠&NJC優勝の三冠奪取を宣言した。
この結果、7月1日に行なわれる2回戦では、YOSHI-HASHIとBUSHI、後藤とEVILの対戦が決定している。
◆新日本プロレス◆
『ニュージャパンカップ2020』
2020年6月23日配信
会場非公表(無観客試合)
▼1回戦
●YOH(15分42秒 片エビ固め)BUSHI○
※エムエックス
●天山広吉(17分35秒 バタフライロック)YOSHI-HASHI○
○後藤洋央紀(15分40秒 片エビ固め)高橋裕二郎●
※GTR
●小島聡(20分08秒 片エビ固め)EVIL○
※EVIL
文●どら増田
【動画】「絶対に、勝たなきゃいけなかった」小島聡が燃えたEVILとの対戦はこちら!
オープニングマッチでは、YOHとBUSHIによるNJC唯一の1回戦ジュニアヘビー級対決。両者の対戦成績は1勝1敗。お互いにパートナーがヘビー級の選手を倒して2回戦進出を決めているだけに、負けられないところ。ジュニアらしいスピーディーな目まぐるしい攻防を繰り広げた2人だが、最後は旋回式コードブレイカー、コードブレイカーと連発したBUSHIが、エムエックスを決めてカウント3。2回戦進出を決めている。
第2試合では、天山広吉とYOSHI-HASHIが対戦。ベテランの天山がモンゴリアンチョップを効果的に使いながら、試合を優位に進めるもこの自粛期間中に、負傷していた右肩の状態が良くなったYOSHI-HASHIのコンディションの良さが目立つ。最後はアナコンダバイスをバタフライロックで切り返したYOSHI-HASHIがギブアップ勝ち。天山のかつてのポスである蝶野正洋の必殺技で、先輩越えを果たした。
セミファイナルでは後藤洋央紀と高橋裕二郎が対決。タイトル戦線から離れている後藤と、かつてのパートナー内藤との差が開いてしまった裕二郎。どちらにとってもこのトーナメントはチャンス。後藤はNJCに強く、決勝に5回進出し、3回優勝を果たしている。
裕二郎はバレットクラブの邪道をセコンドに帯同。パワーで押す後藤だが、邪道が巧みに介入して来る。しかし、最後は裕二郎と邪道が誤爆。邪道の存在が裏目となり、ヘッドバット、GTW、GTRと畳み掛けた後藤が粘る裕二郎を葬っている。試合後、後藤は「イメージ通りだね」とこの試合に満足したようだ。
メインイベントでは、小島聡とEVILが対戦。2.20東京・後楽園ホール大会で、タッグ対決ながら小島がラリアットでEVILから3カウントを奪っており、小島がシングルでの対戦を要求。EVILも断る理由があるわけもなく、3月に予定されていたNJCでも1回戦で、両者の対戦はラインナップされていた。
小島はさらに体をビルドアップしており、自粛期間中にケアもしっかりできた模様。動きの節々からコンディションの良さがうかがえる。一方のEVILも昨年の『G1クライマックス』から、リーグ戦やトーナメントとユニットは別物という考えを明らかにしており、優勝してロスインゴの盟友であるIWGP2大チャンピオン内藤哲也の首を狙っているのは言うまでもない。見応え十分なヘビー級対決となったこの一戦。ど迫力な攻防の末、最後はEVILが、小島にEVILを決めて勝利。リベンジに成功している。
試合後、EVILは「この俺が今年のNJC!何がなんでも優勝してやる!よく覚えとけ!」とマイクアピール。バックステージでは、内藤の名前も出して、IWGP二冠&NJC優勝の三冠奪取を宣言した。
この結果、7月1日に行なわれる2回戦では、YOSHI-HASHIとBUSHI、後藤とEVILの対戦が決定している。
◆新日本プロレス◆
『ニュージャパンカップ2020』
2020年6月23日配信
会場非公表(無観客試合)
▼1回戦
●YOH(15分42秒 片エビ固め)BUSHI○
※エムエックス
●天山広吉(17分35秒 バタフライロック)YOSHI-HASHI○
○後藤洋央紀(15分40秒 片エビ固め)高橋裕二郎●
※GTR
●小島聡(20分08秒 片エビ固め)EVIL○
※EVIL
文●どら増田
【動画】「絶対に、勝たなきゃいけなかった」小島聡が燃えたEVILとの対戦はこちら!