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ゴルフ

思わぬ“2罰打“で出遅れるも…渋野日向子がツアー初戦で得た明日につながる「二つの収穫」【アース・モンダミンカップ】

山西英希

2020.06.25

渋野は2打罰による今季初ダブルボギーに、「怒りを通り越して笑えて来ました」と照れくさそうに語った。写真:Getty Images/JLPGA提供

渋野は2打罰による今季初ダブルボギーに、「怒りを通り越して笑えて来ました」と照れくさそうに語った。写真:Getty Images/JLPGA提供

 雨によるコースコンディション不良のため、1時間遅れでのスタートとなった初日、渋野日向子にとって、思わぬハプニングが起こった。

 イーブンパーで迎えた5番パー4のグリーン上だ。1メートルのパーパットを残した後、ボールをマークして拾い上げたが、他の選手のライン上に重なっていることに気がつくと、パターのヘッド1個分マーカーをずらした。帯同キャディの定由早織さんと「打つ前にマーカーを戻さないとね」と話し合っていたが、雨脚が強くなり、グリーン上に水が浮いてきた。プレーに影響が出ると考え、競技委員を呼ぶことにした。

 その後、グリーン上の水を取り除くためにローラーをかけてもらい、プレー再開。1メートルのパーパットを難なく沈め、ボールを拾い上げてから定由さんの顔を見た瞬間、「アッ」と気がついた。なんとマーカーを元の位置に戻し忘れていたのだ。「本当に情けないです。動かしたことをすっかり忘れていました。初めての経験ですし、ものすごく恥ずかしかったです」と渋野。ルール上、マーカーを戻さなかった場合、2罰打となる(規則14-7aの違反)。まさかの今季初ダブルボギーとなったが、「怒りを通り越して笑えて来ました」と、照れくさそうに語った。
 
 後半の9ホールに入ると、10番パー4でもボギーを叩き、3オーバーまでスコアを落としたが、このまま終わらないところが渋野のいいところでもある。「ホールアウトまでに全部戻さなきゃね」と定由さんと誓い合うと、徐々にショットの調子が戻ってくる。14番パー5では4メートルのバーディパットをカップの反対側にドンとぶつけて入れる“壁ドン”パットで沈めると、続く15番パー3でも4メートルを沈めて連続バーディ。最終18番パー5で3メートルのバーディパットを決めて、ついにイーブンパーに戻した。ナイスカムバックによほどうれしかったのか、ガッツポーズを3回見せ、満面のシブコスマイルを浮かべた。

「無観客試合なので、練習ラウンドのような雰囲気で回れると思ったんですが、けっこう緊張しましたね。あらためてギャラリーの皆さんのすごさを感じました」

 と渋野は言う。無観客でもしっかりとシブコ劇場を演じたところはさすがで、2日目以降につながる収穫もあった。
 

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