ゴルフ

女子ゴルフ開幕戦の最終日は月曜に順延。「新たな気持ちで明日へ臨みたい」田中瑞希、西郷真央ら上位8選手がコメントを発表

THE DIGEST編集部

2020.06.28

最終日の延期決定を受け、古江(左)、田中(中央)、西郷(右)ら8選手がコメントを発表した。写真:Getty Images/JLPGA提供

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は28日、今季開幕戦のアース・モンダミンカップの最終日を、29日の月曜日に順延すると発表した。

 当初は28日の午前8時開始を予定していたが、悪天候が予想されために27日時点で午前10時スタートに変更。さらに、当日にも天候を考慮して午後1時に時間を再変更したが、結局コースコンディションが整わず、延期を決断した。JLPGAによると、最終日の月曜開催は、1997年の日本女子オープン以来、23年ぶりだという。

 29日の第1組は、午前8時にスタートする。3日目終了時点は、通算11アンダーの田中瑞希が首位に立ち、3打差で古江彩佳、西郷真央が2位タイにつけている。

 JLPGAを通して発表した上位選手たちのコメントは下記のとおり。
 
●田中瑞希/1位(11アンダー)
「レンタカーの延長ができなくて、羽田空港まで戻って車を換えて戻ってきました。いい流れはありますが、今日一日ゆっくりして、リフレッシュして、新たな気持ちで明日へ臨みたい。(この後は)ちょっとだけ練習行こうかな」

●古江彩佳/2位タイ(8アンダー)
「いま、YouTubeで昨日の自分のプレーをちょこちょこ見ていました。(この後の予定は)全く考えていません。キャディさんと相談して、明日の戦略などをたてたい」

●西郷真央/2位タイ(8アンダー)
「メールで、明日になりましたというメッセージをちょうどみたところです。(今日の予定は)練習場へ行って、調整する予定です。昨日、ラウンド後の練習でちょっとしたずれを修正できた。それを確認したい。今日一日で体力回復できると思うし、いい調整ができると思う。いい結果につなげたい」

●酒井美紀/4位タイ(7アンダー)
「4日目やることができてうれしい。とにかく試合が楽しいですね。今日の予定は未定です。お休みもらったのでゆっくりしようかな。プロになって初めての予備日でびっくりしてる。本当に使うんだなと思いました。15年ぶりくらいにパターを換えました。ショートパットをしっかり打てるようになった」

●臼井麗香/4位タイ(7アンダー)
「今日やりたい気持ちでいっぱいだったので、明日になったのは残念です。でも、またしっかりと気持ちをつくっていきたい。(この後は)近くの練習場へ行って、明日に備えます」

●鈴木愛/4位タイ(7アンダー)
「疲れていたので休めてよかった。ゆっくりします」

●菅沼菜々/8位タイ(6アンダー)
「14:40スタートだと思っていて、部屋でストレッチしていたら中止の連絡がきました。予備日があってよかったな。最終日までできるのが本当にうれしい。昨日までインターネット中継を見てくださった方から、すごく楽しそうにプレーしているというメッセージがたくさん届いています。明日も笑顔で楽しくプレーしたい。(この後は)近くの練習場へ行って、少し練習します」

●大里桃子/8位タイ(6アンダー)
「サスペンデッドで明日また続けてやるよりも、明日一日18ホール競技をするほうがいいと思っていた。一日のびたけど、心の準備をちゃんとしながら、明日にそなえて今日一日を過ごそうと思います。昨日悔しかったところもあったので、しっかりリフレッシュします」

構成●THE DIGEST編集部

【PHOTO】渋野日向子、原英莉花、勝みなみ、新垣比菜…日本女子ゴルフが誇る"黄金世代"を厳選フォトで一挙紹介!